今シーズンと来シーズンの予定。
ハセツネとFTRが中止となったので、今シーズンのトレイルは終了。
若干の消化不良感は残るけど、こればっかりは仕方ない。
結果論だけどONTAKEと信越を完走して、12ポイント取れたのは良かった。
これからは岩本式を信じて続けるのみ。
今シーズンは、ハーフの「ひだ金山清流マラソン」と、フルの「加古川マラソン」、「姫路城マラソン」の予定だったけど、ひだ金山清流マラソンはDNSが確定。
ハーフの予定がなくなった、、、。
どうしよう。
ぶっちゃけハーフきついから走りたい気持ちはそこまでないんだけど、定点観測って意味で年1回は走っておきたい。
年明けか姫路の3、4週前あたりに1本入れようかどうしようか。
そうなると候補は大阪ハーフ、一色ハーフくらいか。
予想以上に早く締切になった静岡は、今年も応援で行く予定。
前乗りして自分だけ浴びるようにお酒飲もうかな。(笑)
一緒に飲んでやってもいいよという方随時募集中。
姫路終わったら、再びトレイルシーズンに突入するつもり。
春の大本命UTMFは外せない。
エントリー始まったよー。お忘れなくー。
もちろん自分はエントリー済。
宿はすでに抑えたし、外れても行く気満々。
〇3/20 各務原アルプスパノラマトレイル
〇4月上旬 奥三河パワートレイル
〇4月/24 UTMF
△5月中旬 阿蘇ラウンドトレイルor彩の国100km
△5月中旬 KOBOトレイル
△5月中旬 TOGA天空トレイル
△5月中旬 比叡山インターナショナル
△6月頃 白馬国際トレイル
△7月5日 中央アルプススカイライン
△7月中旬 ONTAKE100
〇8月下旬 UTMB
〇印はエントリー予定もしくはエントリー済。△はUTMFとUTMBの抽選次第でどうしようかなと。
MB当たらないかなー。
1度でいいから出てみたい。
載せる写真ないので、お昼に食べたステーキでも。
では、では。
Road to 加古川&岩本式 Week1
〇10/7(月) JOG ★0.5
〇10/8(火) ランオフ
〇10/9(水) 15kmBU走 ★3
〇10/10(木) JOG
〇10/11(金) JOG ★0.5
〇10/12(土) ランオフ
〇10/13(日) 90分ペース走 ★1
週間走行距離 57.3km 獲得★5
10/5 体重 67.4kg 体脂肪率 19.9%
10/14 体重 69.0kg 体脂肪率 19.7%
体重が増加傾向にあってかなりヤバイ。
そろそろ本気出す。
10/7のジョグはゆるゆるとハノイを旅ラン。
10/8はしっかりとランオフ。
10/9は岩本式の肝と言っても過言ではない、15kmのビルドアップ走。
設定は23'15(4'39/km)-22'45(4'33/km)-21'45(4'21/km)。
設定ペースより早くなっちゃったけど、問題なくクリア。
サブ3を目指すなら、これくらいは余裕を持ってこなせないとけないレベルだと思う。
今シーズンはJOGもペース走もBUも、ラスト1kmはグッと上げるのを続けてみるつもり。
その代わりWSはやらない。(今までもほとんどやってないけど)
10/11のジョグは、トレイルの脚を維持したいのでトレミ15%にアレンジ。
15%でしっかり45分走り切ったので、星ゲットでいいでしょう。
10/12は台風のためランオフ。
自分の住んでいるとこは幸い大したことなくて、天気予報と睨めっこして大丈夫そうだったので金沢(正確には小松)へ。
何が出てくるか分からないメニュー名なんだけど、出てくると不思議と納得。
メニューは詳しく書いちゃダメなのでざっくりと。
茶碗蒸しです。
プリンです。
こんな感じのお店でした。
詳しくは趣味ブログの方で。
問答無用で2019年ベストレストラン。
ここ数年でもナンバーワンのレストラン。
ここはスゴイ。味はめちゃくちゃ美味しい。
そしてめちゃくちゃ楽しい。
絶対また行きたい。
10/13はハセツネの予定だったけど中止になったので、岩本式に従って90分走。
今回の中止は仕方ないよ。
これは誰も文句言えないと思う。
肝心の90分走の結果はこんな感じ。
420でハーフ走るのってこんなキツかったっけ?
気温が高かったからか???
岩本式1週目の90分走でここまでキツイと先が思いやられる。
岩本式2週目も同じ設定で90分走あるので、今度は余裕もって走れると信じたい。
こんな感じで岩本式1週目はなんとか消化。
では、では。
Road to 加古川&岩本式 Week0
マイル明けなのでいきなり岩本式には入らず、先週は慣らし運転。
〇9/30(月) トレミJOG 8km(6'00/km)
〇10/1(火) JOG 10km(5'05/km)
〇10/2(水) OFF 健治療院で鍼&マッサージ
〇10/3(木) OFF
〇10/4(金) JOG 10km
〇10/5(土) ナチュラルBU走 10km(4'11/km)
〇10/6(日) ランオフ
週間走行距離 38km
9/30 体重 68.1kg 体脂肪率 19.9%
10/5 体重 67.40kg 体脂肪率 18.0%
今週はベトナムに行くので(というかすでにハノイ)ですが、岩本式1週目は大したことないので問題なく消化できそう。
土曜日は気持ちと身体の赴くままにビルドアップしてみたけど、手応えはイマイチ。
次の日は筋肉痛になるし、、、。
415でフル走れるイメージが全然湧かない(笑)。
この状態からサブ3への挑戦権ゲットできるか!?
今後の展開に乞うご期待。
では、では。
はじめてコメントくれた人。
脚の疲労がなかなか抜けない、、、。
痛みとかは無いんだけど、どうもスッキリしない感じ。
マイル恐るべし。
位山トレイルは出張のためDNSが確定したけど(てつさんごめんなさい)、ハセツネ間に合うのか!?
走ろうと思えば全然走れるんだけど、無理するタイミングではないので慎重に考えようと思う。
ここからは表題の件。
ブログ長いことやってると、ちょいちょい出てくる話題。
誰がはじめて自分のブログにコメントくれたか?
自己満足でテキトーな自分のブログでも
おお!読んでくれている人がいる!!
と実感できるし、コメントいただくと素直に嬉しい。
ちなみにTOMSAIさんの初コメは自分らしい(笑)。
初めてコメントしてくれた人は思い入れが強いので、なんとなく覚えてるけど改めて確認してみた。
初コメは今でも節目のレースには必ずコメント下さる、ちゃんちゃんさん。
まだお会いしたことはないけど、今年の加古川でついにお会いできるかも!?
はてブロの方だと、今は懐かしトンネルランのgapparaさん!!
元気かなー。
1度しかお会いしたことないけど、優しくて気さくで良きお父さんだった。
さて写真がないのも寂しいので、第一回はてブロ会の写真でも貼っておこう。
とくにオチもまとめも無い記事だけど、ブログなんてこんなものでしょう(笑)。
では、では。
今シーズンは岩本式。
そろそろ、ゆるゆるとロードに向けて始動。
目標はサブ3。
今シーズンはこれしかない。
加古川と姫路でのサブ3に向けて、ぼちぼち始動していきます。
ただ我流ではさすがに限界を感じてるので、だれかに師事するしかない。
金コーチ、小出式、岩本式、ジャックダニエル、ea式、福澤式。
実は一通りの本は持ってるんだよ。(どれもまともにやったことないけど)
この中でどれにするか。
どれもしっかりやれば効果はあると思うんだけど、結局は自分の性格と生活スタイルに合うのはどれかだと思う。
ごちゃごちゃ考えるのはめんどくさいので、設定ペースが書いてあってその通りにこなせばいいやつが好き。
ということでこれ。
去年も一瞬だけ入門して、しっぽ巻いて逃げ出したやつ。
いーわーもーとーしーき。
10週間の集中プログラム。
怪我と隣り合わせだけど、これが一番自分には合ってると思う。
分かんないことやめんどくさいことは、去年サブ3.5を達成したてつさんに聞けば教えてくれるし(笑)。
今シーズンはこれでサブ3を目指すぞっ!!
クチダケバンチョーにならないよう頑張ろう。
言うだけ番長だっけ!?
どっちだったっけ!?
そういえば元ネタの政治家は、すっかり存在感無くなって消えちゃったなー。
意識低い系の才能ない自分は、コツコツと練習しよっと。
まずはダイエットかな。
では、では。
そろそろ始動。ついでに9月のまとめ。
信越マイルが終わり、トレイルシーズンもこれで一区切り。
レース後の2週間は完全にオフ。
今週からジワジワと動きだしつつ、疲労もしっかり抜いてロードの脚に作り変えようと思います。
まだ位山、ハセツネ、FTRが残っているけどここはロードの練習と並行して乗り越える予定。
信越終わって食べた物。
寿司①。すし佐竹。
寿司②。すし人酒伊。
とんかつ。豚八堂。
カレー。ボンディ。懐かしい。
ひつまぶし。
アップルパイ。
フレンチ。
イタリアン。
名古屋名物あんかけスパ。
ラーメン①とTKG。ありがた屋。
ラーメン②。前田家。
肉。
カツ丼とカレーうどん。
バンビ会では、ソーキそば+カレー担々麺というシーズンインを控えたランナーらしからぬ麺に麺を重ねるという荒業をかます。
なんだよ。カレー担々麺って(笑)。完全に喧嘩するでしょ!!
と最初は思いつつも、想像と違って美味しいじゃん。
ちゃっかりリサーチしてるバンビさんに乾杯!
yuri-yamaguchi-48625160.hatenablog.com
記事録はみんなに丸投げ。
とりあえずはゆるジョグで走る感覚を戻そうと思います。
9月の走行距離は246km(マイル含む)。
こんなもんでしょ。
あっ。体重は68kgまで戻りました。
Choeiさん!お互い秋はDEBUの意地見せましたから、冬の加古川に向けて一緒に頑張りましょう!!
では、では。
【レース】信越五岳マイル 表彰式編
レース編はこちらをどうぞ。
ゴール後はバスで宿まで戻ったんですが、各地経由しての最終目的地だったためバスに乗ってから1時間くらいかかった。
疲労もマックスで、どうやって部屋まで着いたか覚えてない。
ゴール後に送ったラインも全然記憶にない。
お風呂に入ってスッキリしたら爆睡するのかと思ったけど、身体のだるさや痛みで熟睡できず。
お腹も空いたので、カレーメシを食べて空腹を満たす。
辛うじて3時間くらい寝たと思う。
正直なところ疲労困憊だけど、どうしてもバックルは直接欲しい。
疲れた身体に鞭打って、表彰式会場へ向かう。
ゴールしてもDNFしても、ドロップバッグを受け取るために1度表彰式会場に行かないといけないのはなかなか辛い。
早々にドロップバッグを持って帰る選手を見ると、本当にゴール出来て良かったと思う。
会場に入ると先に先に食べて下さいのアナウンスだったので、シフォンケーキとカレーを食べる。
カレーはいつ食べても美味い。
会場は大混雑。座る場所を見つけるのも一苦労。
ステージの真ん前がいい感じに空いてたので、陣取ってバックル受け取りに備える。
左奥が1~3位までのトロフィー。石川さんの拘りが感じられる。カッコイイ。
とか思いながらボーっとしてると、見慣れたお方がステージに上がってらっしゃる。
うぉーLisa様!!
このビッグレースで6位入賞。スゴすぎ!!
初めて表彰式出たけど、女性の100mile優勝者のインタビューが印象的だった。
今回は最初から最後まで上手く走れました。みたいなことを言ってたんだけど、それを聞いてハッと気づいた。
今まで上手く走るっていう概念が自分にはなかったけど、たしかにトレイルは速く走るというより、上手く走るだなと。
変化するコースや気候、体調に対応できるよう準備して上手く走るってのはトレイルにピッタリだ。
感覚的な問題だから上手く説明できないけど、レースの時上手く走るってことを意識して練習すると、もう1段階上に上がれるんじゃないかなと思った。
100miles100timesの井原さん。脚の太さが尋常じゃない。
一通り表彰式が終わり、いよいよバックルの授与。
この瞬間のために4ヶ月頑張ってきた。
成就。
そのうちまとめ書くかも?書かないかも?
とりあえず信越マイルは終わり。
お付き合いありがとうございました。
では、では。
【レースレポ】信越五岳マイル④
A7笹ヶ峰(115km)-A8大橋林道(130km)
この辺りから、写真を撮る余裕は全くない。
本来なら気持ち良く走れるボーナスゾーンのはずだけど、全然スピード出ない。
それでも歩くわけにはいかないので、なんとか走る。(とは言ってもキロキロ8-9)
牛がたくさん居て、1頭がジッとこちらを見つめてくる。
お前らはバカなのか?
そう問いかけられているかのような、何処か遠い目をしている。
ブロガーの端くれなら牛の写真の1枚でも撮らなくては。
そう思ったけど、眠気に負けて無駄な動きをする気力が残ってない。
そして変化のないコースが拍車をかける。
走れる体力はあるんだけど、身体が思うように動かない。
隙を見せると、すかさずパトラッシュが迎えに来る。
パトラッシュ、僕はもう限界だよ。
なんだかとても眠いんだ。
このまま天に召されて楽になりたい。
そんなことを考えながら、予定より35分遅れてA8到着。
A8大橋林道(130km)-A9戸隠(142km)
ここはボトルに補給だけして早々に出発したと思う。
自分のスタイルだと一度遅れ出すと歯止めが効かない。
持ち直して復活ってこともたぶんない。
さすがに130kmを超えると脚が重い。
もうパトラッシュにも勝てない。
堪らずコースの端で寝ることに。
リュックを背負ったまま、木に寄りかかって仮眠。
とりあえず5分。
アラームをセットする。
5分だけでも寝るとスッキリした気分になる。
ある程度時間が経つとまた眠くなるので、5分仮眠。
それを繰り返して、なんとか前に進む。
途中でアラームをセットし忘れて、15分くらい寝てしまう。
ふと寒くて目が覚める。
これは絶対やっちゃいけないミス。
汗冷えして、低体温まっしぐらの感じ。
慌てて長袖シャツに着替えて、動かない身体を無理やり動かして、なんとか体温を上げる。
気づくと初日の夜とは打って変わり、気温がかなり低い。
息を吐くと白くなる。なんなんだ、この寒暖差は。
何回か仮眠を取りながら、辛うじて戸隠のエイドに到着。
さすがに疲労困憊。
予定より1時間15分遅れ。
もう30時間切りは無理だろう。
ゴールさえ出来れば、タイムは何時間でもいい。そんな気持ちになった。
このエイドは、楽しみにしていた蕎麦がある。
このタイミングで、温かい蕎麦エイドが食べれるのはありがたい。
エイドから少し離れた建物の中にあるので、ちょっとめんどくさいなと思いつつももらいに行く。
ペーサーいたら、きっと持って来てくれるんだろうな。
羨ましい。
サポーターもたくさんいる。
羨ましい。
中に入ると蕎麦を食べてる選手と、奥で毛布に包まって寝てる選手が目に入る。
まさに野戦病院。
しかしなんとも気持ち良さそう。
ブルーシートの上にアルミのシートが敷いてあり、モケモケの毛布に包まってるだけだけど、さっきまで山道でリュックを枕に寝てた自分に取っては高級ホテルで寝るサータのベッド以上の価値がある。
もうダメだ。ここで1度寝る。
パトラッシュに寄りかかって、じゃなくて毛布に包まってグッスリ寝る。
ただ問題なのが何分寝るか。
とりあえず蕎麦を食べながら、頭をフル回転して考える。
いくら残り18kmと言っても、ゴールが確実な訳ではない。
この先何かトラブルがあるかもしれないし、寝過ぎて身体が動かなくなることも考えられる。
頭働いてないけど必死に考えた結果、仮眠は15分。
起きて、靴履いて、ザック背負うのに10分(遅っ!)
身体冷えるから蕎麦湯を飲んで身体を温める。さらに外にあるレモンティー飲んで、ぶどう食べて10分。
22時までにエイドを出ればオッケーとした。(実際は2分オーバーしたけど)
スマホのアラームをセットして、寝よう思った瞬間には寝落ちしたと思う。
15分後、問答無用でアラームが鳴る。
あと15分。いや、あと5分でいいから寝たい。
でもここで寝ると、ズルズル行ってしまう。
もしかしたら、ここの5分が命取りになるかも。
いやいや、30時間のレースで5分なんて誤差でしょ。
そんな葛藤を乗り越えてなんとか起きる。
シューズを履くのも一苦労。
やっぱり寝ると筋肉が硬くなるので動きづらい。
毛布に包まっても多少身体は冷えるので、蕎麦湯をもらい内臓を温める。
外でホットレモンティーをもらって更に温める。
大好きなぶどうを食べまくって、モチベーションを上げ最後のエイドを出発。
A9戸隠(142km)-W3飯綱(152km)
残り18km。ここのパートは最後にして最大の瑪瑙山が待ち構える。
初めてのコースだからどんなものか知らないけど、ペーサーと選手の会話からしてとにかくヤバいらしい。
どんなもんじゃいと思いながら、とにかく先へ進む。
しばらくすると安定のパトラッシュ登場。仮眠取っても意味なかったな。
今回はペーサーもサポーターもいないかわりに、終始パトラッシュが付いてくれた。
もうタイムも関係ないから、眠くなったら寝る作戦。
パトラッシュ、僕もう限界だよって思ったら、すぐ寝る。
制限時間内にゴール出来ればなんでも良い。
仮眠を混ぜながら、瑪瑙山を登って行く。
思ったよりも登りがクドイ。
残り10km。
頭の中はずっと、ラララ〜、ラララ〜、ジングル、ジングル、チャーチャーが流れてる。
いやいや、本当はここはミスチルの終わりなき旅なんだよ。
いつもはそれを頭の中で流してるのに、フランダースの犬ではモチベーションも上がってこない。
しかも歌詞分かんないし。どんな歌詞だったけ?
気になり出すとトコトン気になる。
かと言ってマイルのレース中にググるほど馬鹿ではない。
とか考えてる内に、瑪瑙山と隠れ裏ボス山もクリア。
下りに入るとバンバさん登場。
無事会えたー。ボランティアお疲れ様です。
ここからは気持ち良い下りだよ、頑張ってと送り出してくれた。
この終盤も終盤。ホント辛い時にバンバさんに会えて元気が出た。
あなた神です。いや、違う。大仏か。(バンバさんのボランティアレポ面白いからぜひ読んで)
ここでバンバさんに会えるかどうか、レース前から心配だったけどなんとか会うことが出来た。
膝とモモマエロマエが終わってて、気持ち良いコースもヨチヨチ下るのが精一杯。
だけどなんとか下りもこなして、最後のウォーターエイドに到着。
W3飯綱(152km)-ゴール(160km)
ここまで来れば、さすがにゴールは間違いない。
ここまで30時間45分で残り8km。
ダラダラとゴールまで走っても勿体ないので、最後は目標を持って走ろうと32時間切りを目標にして出発。
最後は上り基調の林道。
それなりに走れる。ただ脚がそこまで残ってないので、500m走って300m歩いて作戦。
残り3kmとか、残り1kmっていう看板はない。
ひたすらゴールを目指して走るだけ。
だんだんマイクの声が近づいてくる。
林道を抜けると一気に明るくなり、ゴールが目前だと気づく。
なんとかゴールまで辿り着けた。
正直言って、嬉しさとか感動はほとんどない。
無事帰ってこれた安心感や、もう走らなくていいという気持ちが強い。
それでも見ず知らずの自分に、おめでとうって言ってくれる声援は本当に嬉しい。
名前を呼んでくれて、たくさんの人に祝福してもらい、最高の雰囲気でゴール。
しっかりとゴールに一礼して、この雰囲気を焼き付ける。
2回目の100マイルが終わった。
タイムは31時間54分。なんとか32時間は切れた。
ゴール後着替えるより先に、気になってたフランダースの犬の曲をググる。
歌詞の謎は解けたんだけど、よく見ると頭の中のパトラッシュと本当のパトラッシュが違う。
自分がイメージしてたパトラッシュ。
本当のパトラッシュ。
自分がパトラッシュと思ってた犬は、アルプスの少女ハイジのヨーゼフ。
全然違うじゃん!
名言も、僕もう限界だよ、じゃなくて
僕もう疲れたよ、だったし。
人間の記憶なんていい加減だ。
レース編はこれでお終い。
信越五岳は表彰式までが信越五岳。
あと1つで終わるのでお付き合い下さい。
では、では。
【レースレポ】信越五岳マイル③
A3アパ(55km)-A4妙高自然の家(72km)
50kmまではウォーミングアップ。
マイルレースはここからが本番。
しかしアパを出発してしばらくすると、猛烈な睡魔が襲ってくる。
20時間以上起きてるんだ。いくら走っているとはいえ当然眠くなる。
ただこの睡魔は、太陽さえ出てくれば治る睡魔。(と自分に言い聞かせる。)
ダテに夜スタートのONTAKEを3回も走ってないぜ。
と考えつつも、眠いものは眠い。
普段は眠いなーと思うだけなんだけど、レース数日前にふと目にしたパトラッシュのせいで、やたらと頭の中でパトラッシュが出てくる。
一緒に寝ようと誘ってくるパトラッシュを振り払う。
それでも5分もすれば、再びパトラッシュ登場。
パトラッシュに寄り添ってもらって寝たらどれだけ気持ち良いか。
ゆっくり過ぎると眠気に負けそうなので、心拍数上がりすぎない程度にペースアップ。
なんとかパトラッシュに連れていかれることなく、妙高自然の家に到着。
予定6時25分。到着6時25分。オンタイムだ!
これはJRネムネム襲名か!?
ここの巨峰がめちゃ旨。
携帯カップに山盛り入れて、しばしぶどう休憩。
到着した時にはすっかり夜が明けていた。
エイドを出る時、たくさんのちびっ子が駆け寄ってくれてハイタッチ。
こういうのモチベーション上がるよねー。
A4妙高自然の家(72km)-A5池の平(88km)
太陽が出てきたことで、夜からさらに気温が上がる。
気持ちの良いトレイルもあったけど、途中からは陽射しを遮るものがないゲレンデコース。
見よ!雨が多い9月とは思えない青空。
ゲレンデの上りキツいはキツいんだけど、武尊経験者からすればこれくらいは大したことない。
ただ下りは練習不足の影響がモロに出る。
モモマエロマエがすでに限界点付近。
これは後半地獄だな。
さらにここまで暑いと、熱中症と脱水症状の懸念が出てくる。
塩の結晶を定期的に舐めたり、水場を見つけては頻繁に首元を冷やしたりして対策する。
眺望は最高だった。ただ高いところからの景色はここだけだったような気がする。
暑さと闘いながらなんとか池の平着。
予定より4分早いが、誤差と言っていい。半分まで来て予定通りのペースで来れていることに満足。
かんずりラーメン。温かいラーメンだったので、ちょっと迷ったけどとりあえず食べる。
これは暑い中でも食べる価値あり。美味しかった。
本当はダメだと思いつつ、自販機で乳酸菌の炭酸飲料買ってほぼ一気飲み。
めちゃ美味かった。
A5池の平(88km)-A6黒姫(102km)
エイドを出てアップダウンこなすと、直射日光を浴びながら関川沿いをひた走る。
軽い上り基調かな?普通に走れるのでガンガン走って追い抜いていく。
自分をペーサーに喰らい付いてくる選手が数人いた。
いいぞ、いいぞ。ついて来い。その方が走ってる方も走りやすい。
ただとても眠い。
Lisa様はここでEDM流したり、自作の曲を作ったりしてたけど、自分はひたすらパトラッシュと闘う。
単調なコースはどうしても眠くなる。
しかも今回はあのオープニングソング付き。
ラララ〜、ラララ〜、ジングル、ジングル、チャーチャー。(歌詞は適当)
ここの部分だけひたすら繰り返す。
ここ数年アニメ見たわけじゃないし、音楽も聴いたわけじゃないのに、、、。
たぶん極限状態で潜在的な記憶が呼び起こされたみたいな感じ!?
自分をセルフペーサーに喰らい付いてる選手は、まさかフランダースをリピートしながら走ってるとは思うまい。
Hahaha!!
という謎のテンションで走ってると、宴会エイドの看板が。
自分の大好きな梨とパイナップルが!!
しかもパイナップルは半分凍ってるという、素晴らしい心遣い。
遠慮なくいただきました。
本当にありがたい。
宴会エイドで復活したので、100kmの看板を撮る余裕も。
関川沿いも陽射しガンガンだったけど、明け方のゲレンデゾーンよりはキツくない。
気温も思ったよりは上がらなかった印象だけど、他に走った方々どうだろう?
パトラッシュと闘いながら、2つ目のドロップバックが受け取れる黒姫到着。
予定より15分早い。でも速すぎることもないし、ペースも無理してないので悪くない。
100km超えて当然筋疲労もあるし、メンタル的に疲れもあるけど、まだまだ進める。
この感触なら大きなトラブルさえなければ、ゴールまで行けそう。
りんご美味い。
ここで一度荷物を整理。たまごパンとドライフルーツは不要と判断し、ドロップバックに戻す。
補給食はグミと黒糖わらび餅、あとはエイドの食べ物だけで行くことに。
結果的にこの判断は間違ってなかった。
ジェルも眠気対策でカフェイン入りだけを持って行く。
Vitaは自分にとってご馳走。多少温くなっていたけど、それでもVitaは美味しい。当然シロップも飲み干す。
眠くて仕方ないが、昼間に寝る訳にもいかないし100km超えたと言ってもゴールはまだまだ先。
まだ寝るタイミングじゃないと気合いを入れて先に進む。
A6黒姫(102km)-A7笹ヶ峰(115km)
走れそうな上りは迷わず走る。
と言ってもとにかく眠い。
しかもここからペーサーが付くので、(自分には付かないが、、、)みんな楽しそう。
いいなー。
途中からロッキンベア黒姫で走ったコースに。
ここの下りシングルトラックで狭いし、滑るしで、モモマエロマエが終わった自分にはとてもキツい。
特に石や木の根が濡れてるうえに苔生しててツルツル。
しかも110kmの選手がガンガン来る。メンタルも体力も辛い。
なんとか下ると、去年大渋滞が発生したという吊り橋に。
すんなり渡れましたが、疲れが出てきて写真撮ってなかった。
上りで歩きメインになると、すかさずパトラッシュが眠りを誘いに来る。
走り始めて20時間オーバー。朝起きてからだと30時間くらい経つから当然だ。
パトラッシュ、僕もう限界だよ。
あの名言が頭の中で繰り返す。
身体を動かす余力はあるのに、眠くて思うように動かない。
眠くてフラフラの状態で、カレーが出るという笹ヶ峰エイドに到着。
予定より15分遅れ。
相変わらず胃腸だけは元気なので、カレーはしっかりいただく。
ここまで115km。距離だけ見れば3分の1終わってるし、残り45kmと書けば余裕だと思うかもしれないが、ラスト50kmとここまでの110kmは同じくらいキツい。
ここからが本当の頑張りどころ。
気合を入れてエイドを出る。
続きます。
では、では。
【レースレポ】信越五岳マイル②
スタート-A1バンフ(22km)
大勢の応援を受けスタート。
しばらくはゲレンデのアップダウンをのんびりとこなす。
陽が落ちても気温は高め。もわっとした湿気があり、体感温度も高い。
心拍は上がってないのに思った以上に汗を掻くので、脱水症状が頭をチラつく。
とにかくのんびりと。意識的にペースを落として、慌てないように急がないように進む。
かなりゆっくり入って、渋滞にも巻き込まれたけど、菅川のWSは予定より5分くらい早く到着。
ボトル1本空になっていたので、念のため水を補給して先へ進む。
消費量が思ったより多いので、水分補給のやり方を考えないといけない。
こまめに少量口に含んで、消費を抑えるのと水腹にならないよう気をつける。
ここから斑尾山の山頂を目指して登山開始。
といっても、400mアップくらいなので大したことはない。
序盤なので無理して前に出る必要はないと言い聞かせて、とにかく脚を残すことに専念。
まだまだ序盤なので、前後は常に選手でいっぱい。
誰も無理に抜かそうとしないし、さすがに猛者ばかりなのでマナーは良い。
予定より5分早くA1のバンフ到着。ほぼ想定内のタイム。
ざっくり立てたペース表の割には、大きなズレもなく良い感じ。
バナナとパンを口に放り込んで早々に出発。
A1バンフ(22km)-A2赤池(36km)
この日は月がとても綺麗に見えた。月明かりの中、山を走る非日常感。これがトレランの醍醐味だよなーとか思いながら先へ進む。
だんだんテンションも上がってくるが、ペースだけは上がらないように気を付ける。
下りと平坦なコースは心拍数140以下。上りでも150を超えないように時計と睨めっこ。
予定より8分遅れでA2の赤池エイド着。思ったより時間かかったけど、早すぎるよりは全然いいかなと特に気にしなかった。
それにしても暑い。エイドでもクエン酸やらコーラを飲みまくる。
いつもコーラは飲まないか、終盤まで温存しているんだけど今回は暑さに負けた。
オレンジを口に放り込んで、ここも早々に出発。
A2赤池(36km)-A3アパ(55km)
エイドを出発してしばらくすると、神社へ向かう階段が登場。
マイルに出る猛者はみんな問題なく登り進めて行く。
グッタリしてた人は睡魔にやられたのかな?幸い自分はまだまだ眠くない。
ここのパートは、ひたすらシングルトラックが続く感じだったかな???
あまり覚えていない。
周りに合わせて、とにかく前に出ないように意識して進む。
予定より20分くらい遅れて、A3のアパに到着。
これが謎だったシャリ玉。一口サイズなのでとても食べやすい。
ここは一つ目のドロップバックポイント。
思った以上に汗をかいたので、インナーとウェアを着替えた。
念のため着替え入れといて良かった。
ついでに濡れタオルをもらい、顔など拭いてリフレッシュ。
Vitaやたまごパンをサクッと食べ、補給食を入れ替えて出発。
ここまではトラブルもなく、遅れはあるけど心拍数も抑えられてて感覚的には悪くない。
とは言ってもまだ3分の1。
この状態で黒姫まで行ければ、ゴールは見えるかなという感じ。
序盤なので特に書くこともない(笑)。
まったり、ゆったりと55kmまで終了。
続きます。
では、では。