DEBUがUTMBを目指す!!

次の目標はUTMB完走。そして国内マイルレース制覇。

【レースレポ④】サロマ湖ウルトラマラソン ~まとめ~

ウルトラの聖地と言っても過言ではないサロマ。

ウルトラ人気も年々高まっているし、来年以降参戦を考えている人も多いはずなので今回のまとめを参考にしてもらえたら嬉しいです。

レース

コースはフラットではない!

これは声を大にして言いたい。

100m以上アップの大きな登りはないけど、10mとか20mくらいのジワジワとした登りが結構あります。

ガーミンがおバカになってて1,882mと表示されています。
そんなにもあるわけないけど、感覚として累積で300〜400mくらいはあると思う。

そして気温の変化に対応できるよう、万全の準備を。

今回は最高気温が22度くらいと暑さはそこまで苦になりませんでしたが、前日は30度近くまで気温が上がっているので1日ズレていたらと思うと恐ろしい。

そしてワッカ対策。

天気が良いと絶景らしいですが、今回はガス半端なくて景色を楽しむことはできませんでした。

でもサロマと言えばワッカ。

これまでの80kmの道のりを忘れるくらい、ワッカは良くも悪くも強烈な印象を与えてくれます。

毎回かどうか分かりませんが、今回はかなり強烈な向かい風が約9km続きました。

気温も低く、雨も降ってきたので体感気温は一桁台です。

天気予報と入念に睨めっこして、ドロップバッグにカッパなど防寒具や雨具を入れておくと良いと思う。

自分はこれを怠ったので、カッパ着ながら走ってるランナーを見ながら後悔してました。

スライド区間なので、走っているランナー1人1人の表情がとても良く見えます。

苦しそうに走っている人、辛そうに走っている人、楽しそうに走っている人、真っすぐと前を見つめている人。

80km以上を走ってきた人がどんな表情をしているのか。

そして自分がどんな表情をしているのか。

そんなことを考えながら走ることができるワッカ。(そして強烈な向かい風と雨)

他ではなかなか味わえない特別なコースです。

ぜひたくさんの人に一度は走ってもらいたい。

移動手段

今回はセントレアから女満別空港を選びました。

というのも、旭川空港からスタート地点の湧別町まで移動時間が2~3時間かかります。

旭川空港の方が便は多いので選択肢は増えますが、2時間飛行機乗って2時間運転するのはダルイなと思ったので女満別にしました。

空港からの移動手段はレンタカーが無難でしょう。

ちなみに女満別着だと、ゴール地点の常呂町やホテルが多い網走市内まで40分くらいです。

ただスタート地点で開催されるウェルカムパーティーには間に合いません。(到着してすぐレンタカー借りて、ぶっ飛ばせば最後くらいには間に合うかもだけど、、、)

基本的に女満別着なら「スタート前にゴール地点の常呂町スポーツセンターに車を停め、バスでスタート地点に向かう」のが良いでしょう。

ホテル

女満別空港近辺だと、網走市か北見市がホテルなど豊富です。

ただ北見市は女満別空港より南にあり、スタート地点orゴール地点まで遠くなってしまいます。

その点網走市内からゴール地点までなら30分くらいで到着できるので、どうしても北見市に泊まりたいという以外は網走がおススメです。

ちなみに今回泊まった宿はこちら。

www.hotespa.net

温泉もあるし、コインランドリーも8台くらいあったかな?

歩いていける範囲に、飲食店もそこそこあったので便利でした。

観光

博物館網走監獄

網走に泊まったらぜひ行って欲しい。

北海道の開拓の歴史が分かります。

想像している以上に楽しめます。


能取岬

雄大なオホーツク海が望めます。

海なし県出身なので必然的に引き寄せられる。

常呂神社

カーリングのLS北見で有名になった神社。

サロマを走ったであろうランナーもチラホラと。

選手の絵馬が飾ってあります。

カーリングお守りは売り切れでした。

松寿司

ここの海鮮丼がスゴイと聞いて行ってきました。

たしかに量ハンパない。

海鮮丼でも十分すぎるボリュームなのに、煮つけやあら汁や刺身の切り落とし等もサービスしてくれました。

ここに行くときは、お腹に余裕を持たせて気合を入れて行こう。

リスの森

網走⇔女満別空港の間にあります。

ここのジェラート美味しい。

お土産は女満別空港と網走監獄で大概のものは買えます。

せっかくなので、セブンイレブンやローソンではなくセイコーマートも行っておきましょう。

リボンナポリンも飲んでおきましょう。(ワッカのエイドにもあったけど、寒すぎて自分は飲めなかった)

2泊するとサロマ以外も十分楽しめます。

この記事を読んでエントリーしたくなった方。

エントリー開始は1月の終わり頃なので忘れないように。

サロマ湖ウルトラ編、完。

ありがとうございました。

【レースレポ③】サロマ湖ウルトラマラソン ~50kmからゴールまで~

50kmを超えてしばらくすると、ドロップバックが待つ大エイドに到着。

休憩時間はとにかく短くを意識。

後半用のジェルとアミノザウルスとういろうをポケットに突っ込み、早々にスタートします。

勢いよく大エイドを出発した割に、60kmを迎えたあたりでさらに脚が重くなって心が折れ始める。

しかも途中から5km間隔だった距離表示が、ご丁寧に1km毎になってるし。

トップ選手とかいいかもしれないけど、1km毎に距離を意識しちゃうので1kmが長く感じちゃってあんまり好きじゃないんだよね。

この状態で残りフル1回分走れるだろうか?

60km走ったあとにフルをサブ4ペースって無理でしょ!?

10時間3分とかでサブ10逃したらカッコ悪すぎる。

キツイ、しんどい、太もも痛い。

今のペースで最後までなんて絶対行けない。

もうやめようかなと。

ウルトラは走ってる時間が長い分、どうしても余計なことを考えてしまってネガティブになってしまう。

たぶんこのネガティブ思考は、ウルトラを走ったことがある人ならだいたい経験があるはず。

こういう状態でトラブル起きると、ギリギリの状態で保ってる心がポッキリ折れちゃう。

なので、キツイ、シンドイ、やめたいとなった時、自分はとりあえずゴールは考えずに次のエイドまでは頑張ろう作戦で行きます。

今のペースきついけど、次のエイドまでは頑張ってみよう。

そこまで行ったらペース落としてもいい。

5分休んでもいい。

そうやって目標をゴールじゃなくて、目先に持ってくることでなんとか頑張れます。

そして不思議とエイドまでたどり着くと、次のエイドまでも頑張ってみようという気になります。

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写真だと見づらいですが、サロマ湖の奥の方に橋が見えました。

周りのランナーがあそこが折り返し地点だ。まだまだ遠いと言っているのを聞いてマジかと。

いやいやそれはないでしょ!

そう思いましたがどうやら本当みたいでした。

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キツくなると写真がなくなってくるのはいつも通り。

というか60km~ワッカまでの記憶がほとんどなくて、ただひたすら「次のエイドまで作戦」をしてたような気がします。

なので一気に80km辺りのワッカまで飛びます。

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雲行きもかなり怪しくて、いつ雨が降ってもおかしくない状態。

ただ写真では伝わらない、向かい風が半端ない。

真正面からかなりの強風が襲ってくるので、身体が冷える冷える。

もちろんスピードはダウン。

前夜祭でワッカの向かい風がきついよと話していたチャーリーさんに、「行きが向かい風なら、折り返せば追い風だからプラマイゼロじゃないですかー」とか言ってすいません(笑)。

ワッカ舐めてました。

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強烈な向かい風が約9km。

スピード出ないし本当にキツイので歩きたさマックスでしたが、歩いて身体を冷やしたり長い時間ワッカにいると低体温症でリタイアもあり得ると思い、最悪の状況を回避するため気合で走る。

ここまで来たらリタイアなんてありえない。

タイム狙いのウルトラはもう二度とやりたくない。

今回で絶対サブ10決めたい。

エイドの温かいお茶に救われながらとにかく折り返し地点を目指す。

時間とともにガスがどんどん濃くなってワッカの絶景は拝めなかったけど、なんとか折り返し地点まで到着。

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と思ったらレース中最大の登り。

周りはガスたっぷりで何にも見えない。見えるのは急斜の橋だけ。なんかドラクエの魔王の城にでも入っていくような不思議な雰囲気でした。

折り返したらあと10km。

雨も降りだしてきましたが、幸い追い風になってからだったので助かりました。

強烈な向かい風に雨が加わっていたら死んでたかも。

そんなことを考えながら、折り返しランナーに心の中でエールを送りながら走る。

脚は重たくなる一方だしキツイんだけど、ラスト10kmを切ってしまえばネガティブなことは吹き飛んでただひたすらゴールを目指すだけ。

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右手に見える白い建物がロコソラーレ北見の練習場。その敷地内にゴールがあります。

ゴールが見えた時の嬉しさは距離に比例すると思う。

長い時間、長い距離走った分だけゴールに帰ってきた安心感や嬉しさは大きい。

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終わってみれば、50km地点であった貯金25分を3分だけ使ってゴール。

リザルト見ると終盤もなんとか粘れてたので、ペース設定は良かったかなと思います。

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ゴール後はYoshiさんやチャーリーさんを待っていようかと思いましたが、身体冷えてやばかったので早々にホテルへ。

お風呂で念入りに身体温めたあとは、近くのお寿司屋さんで流氷ドラフトなる真っ青なビールと握り寿司で一人祝杯。

サブ10出来て本当に良かった。(これで時計を買う大義名分ができた)

応援からおめでとうコメントまで、本当にありがとうございました。

次回観光編。

と思ったんですが、網走監獄はチャーリーさんのウキウキわくわく感満載のこちらの記事をどうぞ。

besmart-chari.hatenablog.com

きっと行きたくなるはず。

というかサロマと網走監獄はセットでいいと思う。

本州から参戦の方は必ず行きましょう!

ということで、次回まとめとそれ以外に行ったところを書いてサロマ編は終わります。

【レースレポ②】サロマ湖ウルトラマラソン ~スタートから50kmまで~

スタート前は慌しかったけど、ずっと出たかった憧れのサロマ。

今回はサブ10という目標(そして時計を買う)があるので、気持ちを引き締めてスタートゲートを通過します。

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スタート直後はちょっと渋滞しますが、それも1kmくらいすれば走りやすくなる。

今回のプランは、

①50kmまでは5’30/kmで貯金を作る。

②その後は貯金を使わずイケるとこまで行く。

③エイドで時間を使わない。

80kmで20分の貯金があれば、おそらくサブ10できるだろうというポジティブ大作戦。

それにしても周りのペースが速い。

周りに合わせるとすぐ5’15/kmくらいまで上がってしまう。

ひたすら抜かれまくるので、自分のペースが遅すぎるのかと不安になります。

時計とにらめっこしてスピードが上がらないように、心拍数が上がらないようにとにかく注意。

景色は本州と全然違うので走っていて新鮮。

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果てしなく広い。

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そして直線が長い。

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10kmくらいでサロマ湖がお目見え。

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地味なアップダウンをこなしながら最初の折り返し地点を目指します。

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序盤は上がりそうになるペースを、なんとか抑えることに終始。

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折り返してくるとこんな感じ。

チャーリーさんやYoshiさんを探してみましたが、まったく見つけられず。

唯一スパイディーさんは発見。

一度も絡んだことはないので、心の中でエールを送る。

時間は7時台ですが、日差しが強くなってきて気温も上がってきました。

30km地点で人生初のスペシャルドリンク。

ベスパとアミノサウルスを流し込んで、ういろう食べてエネルギー補給。

35km過ぎからまたも地味なアップダウンが現れます。

この辺りで高低図とサロマ湖ウルトラというイメージに騙されたことに気づく。

サロマ全然フラットじゃない。

確かに飛騨高山やチャレ富士と比べたらっていうのはあるけど、、、。

地味に負荷を感じるジワジワした登りと、メリットが体感できないなめらかすぎる降り坂がなんとも言えないです。

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トレランの大会でも高低図に出ないアップダウンって絶対あるんだけど、今回もこれにやられました。

気温も思ったより上がってきたので、かぶり水をしたり氷を首にあてて暑さを紛らわします。

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国道は通行規制されてないので、みんな一列になって走る。でも信号などで止められることがないので走りやすい。

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日差しを遮るものはない。でも本州と違って湿度は低いのが幸い。

フルの距離を超えた辺りから太ももに疲労感が出てきた。

でも脚が重たく感じるくらいで痛みはどこにもなし。

胃腸のトラブルも特になし。

50km地点で貯金は25分。

プラン通りで順調といえば順調。

練習でも50kmで5'30/kmは走っているので、ここまでこのスピードで走れるのは想定内。

ただここからは未知の領域。

いつ脚が動かなくなるか分からないし、体調崩したりトラブルが起きるかも分からないのでまだまだサブ10の背中は見えてこない。

リザルトはこんな感じ。

後半に続きます。

【レースレポ①】サロマ湖ウルトラマラソン ~前夜祭からスタートまで~

速報にたくさんのコメントいただきありがとうございます。

目標タイムを宣言して100km走るのはシンドかったですが、タイムを宣言した以上カッコ悪い走りはできないと最後まで粘り切ることができました。

貴重な休みに、自分のレースを気にしてくれている人がいるっていうのは本当に有難いです。

ブログやってて良かったなと改めて思いました。

それではレースレポ。

まずは前夜祭からスタートまで。

昼食はセントレアで炭水化物祭り。

何にしようか迷いましたが、空いていたので熱田神宮で食べて以来の宮きしめんへ。

意外と名古屋にいてもきしめん食べる機会ってあまりない。

名駅の新幹線乗り場で食べるくらい。

味噌カツ丼も追加。

飛行機はトラブルもなく、予定より早く女満別に到着。

その後ホテルにチェックインして前夜祭会場へ。

会場はきなともさんオススメの「ホワイトハウス」。

tabelog.com

チャーリーさんと旦那さんも合流して前夜祭開始。

ボリューム半端ないとは聞いていましたが想像の斜め上をいってました。

注文したのはミックスステーキ。

もう一度言います。

ミックスステーキです。

ミックスフライは聞いたことありますが、ステーキのミックスは聞いたことありません。

ビーフステーキ1枚、ポークステーキ2枚!?、ハンバーグがドンっと乗ってます。

ご飯も山盛りだし、、、。

これで値段は1300円!(だったはず。)

実はYoshiさんチャーリーさんにごちそうになってしまい値段が良く分からない。

ありがとうございました。ごちそうさまでした!

皆さん初めましてですが、お互いブログ読んでるので初めての感じがしなかったです。

とても話しやすくて、楽しい時間が過ごせました。

最後にシューズ円陣をして19時前には解散。

当日は1時起き。

ご飯食べて準備して、2時頃ホテルを出発してゴール地点へ向かいます。

ゴール地点からはシャトルバスでスタート地点へ。

バスの中で夜が明けて行くのを見ながら、思ったより会場まで時間がかかるので焦る。

会場に到着してダッシュで着替えて、荷物を預けてトイレへ。

トレイが思ったより時間がかかり、シューズ円陣に間に合わず。

Yoshiさん、チャーリーさんごめんなさい。

シューズ円陣やりたかった、、、。

会場入りしてからスタートまでバタバタで、もうスタートなのって感じ。

慌ててスタート地点へ向かいます。

サロマンブルーの青ゼッケンや、グランブルーのゴールドゼッケンはカッコイイなーと思って周りを見ていると、普通に白ゼッケンの人も紛れてる。

いやいや、、、。

一応ルールで決まってるんだから、スタート位置くらいちゃんと並ぼうよ。

それにウルトラなんだからグロスで1分、2分稼いでも知れてるじゃん。

ゼッケン付けて堂々とそんなことできるなんて恥を知れ!

と心の中だけで呟いて、自分は絶対こうなりたくはないと強く思いました。

とか考えているうちに、セレモニー的なものも特になくあっさりスタート。

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次回からレース編です。

【速報】祝!有言実行!!

サブ10もぎ取ってきました!

 

キツかったー。

 

全然フラットじゃないし(笑)。

 

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身体冷えすぎてヤバイので、早々に会場を後にしてお風呂入ってなんとか復活。

 

美味しいもの食べて、夜の日本戦に備えます!

 

そして時計の方も有言実行でいきたいと思います。

【サロマに向けて②】レースの目標

サロマではYoshiさん主催のシューズ円陣ありますよー!

前夜祭も企画して下さるそうですよー!!

自分は両方参加予定なので、はてブロランナー、非はてブロランナーの皆さん良かったらご参加お願いしまーす。

詳細はこちらからどうぞ↓↓↓。

yoshi-sloth.hatenablog.com

さて、ここからは自分のこと。

今回のサロマの目標。

もちろんサブ10!!

せっかくサロマの地まで行くので、カッコよく決めたい!(そして時計を買いたい、、、

びあーさんがカッコよく、劇的に決めたのでその流れにも乗りたい。

そして気分よく網走観光したいな。

びあーさんから気合の入るメッセージもいただいたので、当日は楽しみながらシビアにタイムを狙いたいと思います。

明日の今頃は前夜祭中かな。

前夜祭も楽しみです。

【追伸】

RUSH UT無事ゲットしました。
てつさんありがとうございます!!

RUSH UTについては後日。

【ギア】SUUNTO9 VS fenix 5X Plus

GPSウォッチ界の二大巨頭が突如発表した最上位機種。

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スント9。

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fenix 5X Plus。

どちらか買いたいと思っているので、基本的に違いがありそうなとこだけ備忘録的にまとめてみました。

それ以外の基本的な機能は、どちらもメーカーが誇る最上位機種なので全部入り。

SUUNTO9 fenix 5X Plus
(Sapphire Blac)
価格 84,240円 118,584円
ベゼル素材 ステンレススチール DLCチタニウム
重量 81g 96g
防水性能 100m 10m
GPS使用時
バッテリー寿命
25時間/40時間/120時間 30時間/64時間
ディスプレイ タッチディスプレイ ノータッチディスプレイ
GPSセンサー GPSのみ GPS,GLONASS
みちびき,Galileo
特徴的な機能 インテリジェントバッテリー機能*1
FusedTrack*2
Bluetooth接続の音楽機能*3
Garmin Pay*4

バッテリーの心配から解放されるスント9か、スマホを持たなくても走れるfenixか。

機能として使う機会が多いのはfenix。

プラス2万出せばストラップもチタニウムにできるので、普段使いもできそうなデザイン。

今のデータをそのまま引き継げるのも良い。

でもスント9の新機能もかなり魅力的。

そして価格差も意外と大きい。

うーん。これは難しい、、、。

やっぱりちょっと様子見で、世間の評価が出揃ってから買うのがいいかも。

とりあえずスント9の発表と同時に、予約に飛びつかなかった自分を褒めてあげたい。

現場からは以上です。

*1:インテリジェントバッテリー機能とは、GPSでの記録を始めると現在モードでの推定バッテリー持ち時間が表示され、バッテリーに不安があるときは記録中でもGPSの補足間隔を切り替えることができる機能。別のバッテリーモードへの変更も提案してくれる。

*2:FuseTrack機能とは、GPSの補足間隔を長くしても独自のアルゴリズムとモーションセンサーデータを組み合わせることで、ログの精度を向上させバッテリー持ちと両立させる機能。

*3:Bluetoothヘッドフォンと接続することで、時計内に約500曲の音楽を保存して楽しむことができる。

*4:VISAのタッチ決済。ApplePayのガーミン版。現在は三菱UFJ-VISAデビットのみ対応。

【ギア】今欲しいランニンググッズその④

サロマでカッコ良くサブ10かまして、スント9を買うつもりでしたが、ここに来てビックニュースが飛び込んできました。

ガーミン fenix 5の後継機fenix Plusが発表。

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www.garmin.co.jp

完全にスント9にぶつけて来た。

最上位機の5X Plusは心拍計+GPSで30時間と現状の5Xからプラス10時間とパワーアップ。

さらに500曲の音楽再生とガーミンペイが可能と新機能付き。

基本的な性能はスントもガーミンもほぼ同等。

ベゼルの素材がスントはステンレススチール、ガーミンはDLCチタニウム。

あとは新機能の好み次第って感じかなー。

走ってる時、携帯持たなくても音楽聴けるのはかなり大きい。

チタン製なのでガーミンの方が高級感もありそう。

ただマイルレースでは充電が持たないので、予備バッテリーは必須。

ほぼスント9を買う気満々だったのにこれはマズイ。

スント9の予約キャンセルも出てきそうな気がする。

かなり悩む。

あとは実物を見た時のフィーリングかな。

一度それぞれをしっかり比較してみようと思います。

【ギア】今欲しいランニンググッズ③

昨日は、大阪にいらした方にとって大変な1日だったことと思います。

亡くなられた4名の方のご冥福をお祈りします。

また、余震などによる二次被害が拡大しないことを祈っております。

 

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今欲しいというか、、、

 

買っちゃったので事後報告になるんですが、

 

OOFOS(ウーフォス)買ってみました。

 

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ウーフォスってなんぞや!?という方のために少しだけ解説。

 

ランニングやスポーツ後にこのサンダルを履くことで、足や関節の疲れを取り除いてくれるリカバリーサンダルと呼ばれるもの。

 

通常はランニングシューズでも使われているEVA素材が一般的ですが、こちらはOOFOAM(ウーフォーム)という柔らかくて弾力性がある特殊素材で衝撃吸収力がハンパないというもの。

 

実際に履いてみた感触は、とにかく気持ちいいー。

 

ソールはぐにゃぐにゃしてて柔らかいんだけど、履きづらいということは全くない。

 

HOKAのシューズを履いてる感じにちょっと似てるかも。

 

ちょっと脱ぎづらい感じはあるけど、それ以外は今のとこ不満なし。

 

ちなみにリカバリーされているかどうかは未知数。

 

現場からは以上です。

【サロマに向けて①】スペシャルドリンクの準備

サロマまであと1週間前。

最後の日曜日は心肺に程よい負荷をかけておこうと思い10km走。

4'20/kmくらいでとスタートしましたが、物足りなかったのでゆるい感じでBU。

これで負荷をかけるのはラスト。残りの一週間はのんびりゆっくり走って過ごす予定です。

しっかり走った時くらいは、皆さんみたいに練習の報告。

そして送られてきたパンフレットを読みながら、そろそろ準備を開始。

なんでも陸連登録者はスペシャルドリンクを預けられるらしい。

おー。スペシャルドリンクが置けるなんてカッコイイ。

これは活用しないのはモッタイナイ。

ということでグーグル先生に聞いて、他のランナーがどういうスペシャルドリンクを用意していたかチェック。

その結果、液体の状態で預けても受け取る時にはぬるくなってる可能性が大なのでドリンクを預けるのはヤメ。

かわりにボトルにジェルとか食べ物入れて、スペシャルフードとすることにしました。

スペシャルドリンクが預けられるのは、30km、60km、80kmの三箇所。

サイズは20cm以内と規定があるのでギリギリの19.5cmのボトルと

目立ちそうなカラーテープをダイソーでゲット。

これにヴェスパ、ジェル、アミノサウルス、ういろうを入れる。

入れるとこんな感じ。

ブログ書いてて思ったんだけど、三箇所でこれだけ受け取れるなら荷物預かり必要ないかも。

天気次第で着替え欲しかったり暑さ対策いるかもしれないけど、今まで用意して一度も着替えたことないし。

荷物預けについては、もう少し天気の様子を伺いたいと思います。

それとウルトラと言ったらエイドの食べ物が楽しみなんだけど、パンフレットには「20km以降5kmごとに補給食を用意しています。」とあまりにもアッサリした感じ。

何キロ地点では、そばがあるとか、うどんがあるとか、オレンジがあるとか、まんじゅうがあるとか、パンがあるとか、そういうことが知りたいんじゃーとちゃぶ台をひっくり返しそうになりました。

書いてないなら自分で調べるわ!とまたグーグル先生にお聞きしたら、イマイチ補給食の情報がない。

特に代わり映えしないとか書いてあるブログもあった。

これは経験者様にお聞きするしかない!

ということで、過去に走られたはてブロの皆さまどうかご教示くださいませ。

【ギア】今欲しいランニンググッズその②

現在のランニングウォッチは二代目でガーミン735。

 

初代はスントアンビット3のRUN。

 

初代を買った時はまだ走り出しのペーペーで、GPSついてれば楽しいかもくらいの軽い気持ち。

 

それとガーミンやエプソンと比較して、普段使いできそうなディテールだったから。

 

スントを買う頃は、ここまでランニングに熱中するとは思ってなくて保険をかけた感じ。

 

走るのやめても、プライベートで使えるような物にしようと。

 

そしてスントを買って1年が経った2016の秋。

 

タイムも1番伸びてる頃でイケイケの頃。

 

さらにタイムを伸ばすには心拍計付きの時計だ!

 

必要経費、必要経費と自分に言い聞かせガー民となるため移住。

 

当時のはてブロランナーはほとんどがガーミンで、羨ましかったのもある。(スントと比べて格段にアプリのUIがカッコ良かった)

 

どちらもフルマラソンを走るうえでは、まったく不満はない。

 

GPSもしっかり拾ってくれるし、視認性も高いし、操作もしやすい。

 

ただバッテリーの持ちだけが不満。

 

レースで走る距離と機能にミスマッチが起きている。

 

特にガーミン735はGPS +心拍計で14時間持つはずが、バッテリーの劣化が激しく10時間程度で限界がくる。

 

最大24時間作動のウルトラトラックモードもあるけど、GPSの受信間隔がありすぎて距離もスピードも当てにならないのでこれは不可。

 

自分A型なんで走ってる距離とスピードはできるだけ正確に知りたいタイプなんです。

 

特にトレイルは5km置きとかで距離表示がないので、距離や時間をある程度把握しておかないと水の残量や補給など計算できなくなっちゃう。

 

モバイルバッテリーを携帯して対策はしているけど、レースでは余計なストレスや荷物は極力減らしたい。(STYではいざ充電しようとしたらバッテリーぶっ壊れてたし)

 

理想は充電なしで35〜40時間くらい保って、GPSの精度もそれなりのもの。

 

そうなるとガーミンはfenixと935が毎秒受信で21時間、ウルトラトラックで44時間だけどウルトラトラックは認めないので脱落。

 

スントのスパルタンが5秒間隔で35時間なので悪くはない。

 

ペースが遅いトレイルならまあ許容範囲。

 

鏑木さんが使っているエプソンのMZ-500は、毎秒受信で46時間。

 

はっきりいって文句なし。機能も盛りだくさんで値段も5万を切るので最高。

 

見た目もガーミンほどおもちゃっぽくない。

 

コスパ考えるとMZ-500一択なのは理解している。

 

ただアプリのUIと、白黒ディスプレイ、使い勝手等の口コミがイマイチなのがネック。

 

ってか、ガーミンとスントはもっとバッテリーの容量頑張って欲しい。

 

毎秒受信でエプソンの半分しか保たないのは、企業努力が足りないんじゃないかと思ってしまう。

 

そんな機能求めてるのは、ニッチな変態だけでしょと言われてしまえばそれまでだけど。

 

前置きが長くなってしまいましたが、ようやく本題。

 

バッテリーに不満ありで秋の上州武尊山どうしようと悶々としていたら、購買意欲を刺激するニュースが飛び込んで来ました。

 

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SUUNTO9発売!!

 

www.suunto.com

 

詳細は省きますが、GPSを受信してなくても高精度で位置やスピードを記録してくれるらしい。

 

そしてバッテリーを保たせるために、計測中でもモードを切り替えることも可能。

 

いろいろ新しい機能が詰まってそうで、使いこなせるかは別にして楽しそう。

 

値段は8諭吉。

 

これを高いと考えるか、安いと考えるか。

 

まあ普通に高いんだけど、、、。

 

サロマでサブ10したらご褒美に買ってもいいのでは、、、。

 

四万十外れたら浮いたエントリー代と遠征費で買うのもありかも、、、。

 

なーんて邪念も持ちつつ、発売されてからの口コミが出るまでしばらくは様子見しておきます。

 

ただとても欲しい。

トレラン/グランドスラム。

mountain-ma.com

こんな記事が出てたので。

国内のトレランレースでグランドスラムを選ぶとしたら何だろう。

人それぞれ思い入れや考え方もあるので一概には言えませんが、ちょっと考えてみました。

選ぶ基準としては、

〇大会は4つ。
テニスやゴルフも4大大会を制覇したした人のことを指すし、満塁ホームランのこともグランドスラム。

他のスポーツでは5だったり3つでもグランドスラムと言うこともありますが、なんとなくグランドスラム=4のイメージが強いので選ぶ大会は4つ。

〇100km以上の大会。
100km未満の大会でも鬼のようにキツくて完走難易度が高い大会はたくさんありますが、なんとなく100kmは超えていた方がグランドスラムっぽいので。

ただし100マイルの大会が日本には少ないので、100マイルにはこだわらない。
100マイルベースにするとただ100マイルの大会ピックアップしただけになっちゃうので。

〇完走難易度
グランドスラムというほどなので、完走するのが難しい大会を選びたい。

基準は完走率、ITRAのフィニッシャーポイント(完走難易度)、マウンテンレベル。
距離や累積標高の情報はITRAのデータを参照。
ITRAのフィニッシャーポイントとマウンテンレベルとはなんぞや、とういう人はググってみよう。

自分が走る大会が自分のレベルに合っているか、難易度はどれくらいかもなんとなく分かるので、大会選びの参考になります。

ざっくりとこんな基準と私見を織り交ぜて4つピックアップ。

①UTMF

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ULTRA-TRAIL Mt.FUJI


完走難易度はそこまで高くないけど、名実ともに日本一の大会だからさすがにUTMFは外せない。

距離 累積標高 完走率 フィニッシャーポイント マウンテンレベル
167km
7610m
72%
360
6

※2018年大会のデータ

トレイルランナーなら一度は出てみたい憧れの大会。
富士山を望みながら走るコースは、何とも言えない感慨深いものがあります。
ウルトラトレイルワールドツアーにも指定されているので、国内外を問わず多くの著名ランナーも出場し注目度も抜群の大会。

②トレニックワールドin彩の国100mile

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http://trainic-world.org/sainokuni/


おそらく日本で最難関のレース。とてもじゃないけど今の自分では絶対無理。

距離 累積標高 完走率 フィニッシャーポイント マウンテンレベル
166km
9671m
18%
540
7

※2018年大会のデータ

数字だけ並べても他のレースとは別格。
ネット界隈では完走者はサイラーと称えられます。

③OSJ ONTAKE 100mile

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POWER SPORTS | パワースポーツ「2018 OSJトレイルランニングレースシリーズ第6戦 OSJ ONTAKE100」


国内100kmトレイルレースの先駆けで、100kmの部は2008年から開催。100mileは2011年から開催と歴史あるレース。

初回の2008年大会は、1位鏑木毅、2位石川弘樹、6位山本健一と現在のトレイル界を引っ張るレジェンドが一同に出場しました。

距離 累積標高 完走率 フィニッシャーポイント マウンテンレベル
155km
5270m
37%
550
4

※2017年大会のデータ

100mileの参加資格は、100kmの部を14時間以内に完走した人という条件があるにも関わらず完走率は37%。
フィニッシャーポイントは550と彩の国以上の難易度。
アップダウンが特別キツイというわけではないが、制限時間が24時間しかないため他のレースよりスピードとそれなりの登りでも走ることができる強い脚が求められる大会です。

④上州武尊山スカイビュー120K

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JYOSYU HOTAKASAN SKY VIEW TRAIL


正直4つめはかなり悩んだ。
他にも「OSJ KOUMI100」や、歴史もあって知名度もある「ハセツネカップ」なども考えました。

でもOSJ2つ入れるのもどうかなー。という理由で却下。
ハセツネも難易度はそこまで高くないので却下。
完走難易度という点で「Aso Round Trail」、「FTR100」、「信越五岳」も却下。

マウンテンレベルと大会の歴史、序盤に2000mオーバーの山を2つ超えるコース設定、自分が参加して本当にきつかったので上州武尊山にしました。
登山家の山田昇を功績を顕彰した、「山田昇記念杯登山競争大会」が毎年20回、2009年まで行われ、上州武尊山スカイビュートレイルへとリニューアルされて今も続く大会。

距離 累積標高 完走率 フィニッシャーポイント マウンテンレベル
127km
7980m
74%
400
8

※2017年大会のデータ

100kmオーバーでマウンテンレベル8以上の大会は、国内ではこのレースのみ。
特に序盤の剣ヶ峰、武尊山の2000mオーバーの山を2つ超えるパートは登りも降りもお腹いっぱい。
100mileレースに向けての登竜門としてピッタリの大会です。

以上。独断で選ぶトレイルレースのグランドスラム。
クレームや異論は認めます(笑)。
あくまでも個人的な戯言ということで。

皆さんが考えるグランドスラムも教えてほしいです。