【レースレポ】第24回六甲縦走キャノンボール
今年もやって来た春キャノン。
去年は緊急事態宣言化だったのでひっそりと参加してひっそりと帰ってきたけど、今年は宣言も解除されたので関西を代表するトレイルランナーチェルさんのアテンドで堂々と参加してきたぜ。
カテゴリーは六甲山脈を往復するパワーの部。
だいたい80km、D+5,000m弱。
まずはサイゼリヤでカーボローディング祭り。
10人で山盛り食べたけど、総額12,500円のゼリヤマジック。
3時間まったり喋ってグダグダ食べてると、もうレースなんてどうでも良くなるよね。
なんならマグナム頼んで、ほろ酔い気分で寝たいし。
UTMFも中止になったし、俺はなんのために雨の中80kmも走るんだろう。
そんなことを考えながらミラノ風ドリアやパスタを食べたけど、たまにはみんなで楽しく走るのも良いだろうと上がらないテンションをなんとか上げる。
20時20分頃須磨公園をスタート。
アテンドは0次会に引き続き、チェルさん。
のはずが今回は消極的で、集団の半ばで息をひそめて気配を消している。
こうなると彩の国100マイルを控えた、ゴリゴリのトレイルランナーhiroさんの独壇場。
10人でワイワイと進んでいたはずなのに、1人減り2人減り、旗振山に着くころには自分とhiroさんの2人だけ。
まあ序盤だからどっかで待つだろうと思ったけど、馬の背を超え栂尾山を越えても待つ気配はない。
これはマズイ。
「トイレ行くんで先に行っててください」と安井茶屋で声掛けるも、「じゃあ待ってるわ!」だって。
俺だけ待つんかい!(笑)
これ完全に終わったわ。
毎週奥武蔵で50-60km、D+4,000mの練習しているヤバイ人と2人旅だ。
最悪片道で終わってもいいや(ビール早く飲めるし)と覚悟を決める。
キャノンボールって私設エイドがいろんなとこで出てて、食べ物やコーラはもちろん日本酒やエロ本エイドなんてのもある。
これがキャノンの売りっていうか楽しみのひとつで、去年の春キャノンにはなかったエロ本エイドも見つけれたし、賑やかな私設エイドもたくさんあった。
ゴリゴリのhiroさんは全スルーだけど(笑)。
まあ分かるよ、ザック降ろすのも、手袋外すのも、財布出すのも、すべてめんどくさい。
それに停滞すると汗冷えするし、筋肉硬くなるのもイヤ。
それも分かる。
でもさ、でもさ、せっかくのキャノンボールだぜ(泣)。
いや。正確には復路の掬星台でおにぎりと味噌汁はいただいたけど。
この時は固形物が食べたすぎて泣きついた。
10時間振りの固形物、美味しかったなあ。
掬星台以外は3回くらい自販機でボトルに補給しただけ。
ストイックすぎるぜ。
ちなみにエイドワークはお互い早くて、同じペースで終わるので息はピッタリ。
なので今回の補給は、お守り替わりで持って行ったジェル1つとフィットチーネグミ2つと、「良かったら試してみます?」と声を掛けていただいた俺は摂取すの3つだけ。
以下、俺は摂取すの感想。
良いとこは、甘ったるくないので疲れていても飲みやすい、お腹が空いた時に飲めば腹にも溜まる、キャップが付いてて何回にも分けて飲めるのでトレイルでは良いと思った。微妙なとこは、デカイ、半分くらいのサイズが欲しい、味のバリエーションが欲しい。
以上、ありがとうございました。
往路は掬星台を超える頃には人も少なくなり、ロードで道に迷いまくるもなんとか折り返し地点の塩尾寺へ。
復路は快速ランナーのアラタクさん、国内のトレイルレースで優勝や入賞しまくっている枝元香奈子さんペアの後をついて行く。(マントレイルとSILVAのサポートランナーらしいよ)
馬の背で一緒に写真撮ってもらっちゃったよ。
アラタクさんとは一緒に写真を撮っていないという、、、。
横尾山の登りで3人には千切られた。
最後まで付いて行けず残念だったけど、実力不足なので仕方ない。
けれど思ったよりは身体も動けていたし、仕上がりも悪くなかった。
UTMFが開催されていたら、そこそこのタイムは出せていたんじゃないかな。
来年仮に開催されても同じように練習して迎えれるか分からないから、やっぱ走りたかったな。
タイムは14時間54分。
ゴールの報告をグループラインに流すと、関西を代表するトレイルランナーチェルさんから、乗る電車の時刻表と風呂行きのバスの時刻表が送られてくる。
神アテンド。
その後は打ち上げに参加するため、途中でリタイアしてまで駆けつけてくれた方々と至福のビール。
これだよね。これのために走ってんだよ。
今回も何から何までお世話になったチェルさんを始め、一緒に遊んで下さった皆さんありがとうございました。
hiroさんのお陰で良い練習になったし、エイドはほぼスルーだったけどとても楽しかったし、自分の仕上がり具合が確認できてとても良かった。
皆さんまた遊んでやって下さい。
では、では。