前日編はこちらへ。
4時に起床してカレー飯っぽいやつ、どら焼き、ヨーグルトを胃袋に放り込む。
捻挫予防のテーピング貼って、プロテクトJ1を塗り塗りして準備は万全。
トイレは微妙だがまあレース中に行けばいいだろう。
宿がスタート会場から近いので、早々に準備を終えのんびり部屋で過ごす。
快適、快適、こりゃレースも余裕だなと思い、レースシューズを履いて会場に向かおうとするとトラブル発生。
中敷きがない!?
あー、やらかした。
KOUMIでドロッドロになったから洗ってそのままだった。
そういえば中敷き玄関に転がってたわ、、、。
さて参ったなと思っていたら、SS氏が普段履きシューズにもシダスの中敷きあるからこれ使っていいよと。
神降臨!!
マジで助かった。ありがとうございます。
チームまっさんの面々で記念撮影してスタート地点へ。
会場暗くて、いつの間にかみんなとはぐれてしまった。
気づいた時にはスタート5分前。
GPS全然拾わなくて、スタート位置で写真撮る余裕なかった?
コースはこんな感じ。
スタート直後はひたすらロードの登り。
ITJのブログ読むと「トレイル入ると渋滞する」、「スタート直後は飛ばせ」が目に付くからなのか、全体的にハイペースで進んで行く。
なんかみんな速いな。
自分は目覚めてから3時間は経たないとエンジンかからない体質なので、いきなり峠走はキツイ。
ロードは頑張っても仕方ないと割り切って、淡々と登る。
C1までは1時間4分。
今回はレースプラン立ててないからよく分かんないけど、速すぎず遅すぎずで悪くないかなという印象。
C1過ぎるとトレイルパートも出てくるけど、すぐまた林道に。
仕方ないので走る。
それにしても、周り速くないかい。
かなり息あがっちゃってる人もいるし。
これショートレースだっけ?
なんかレースの入り方間違ってる?
そもそもミドルレースっていつ以来?
そんなことを考えながらポクポクと走る。
いちおうKOUMIの反省を生かして、下りは大腿四頭筋に衝撃を与えないよう、歩幅を小さめにするよう意識して走る。
長いロードの下りをこなすとA1に到着。
ここでは桜葉餅をいただき、早々にエイドを出る。
A1を過ぎるとトレイル区間が多くなり、やっとトレランらしくなってくる。
ただ、走れるトレイル、走らないといけないトレイル、いや、無理やり走らされるトレイルなので、とにかく走らないといけない。
なんとか前のランナーを追いかけながら走る。
伊豆山稜線歩道に出ると、景色は抜群。
眼下に広がる稜線と、奥にそびえ立つ富士山。
この景色を拝みたくてここまで来たんだ。
もう目的の8割は達成した気分。
しかしレースはまだ折り返しを過ぎたあたり。細かいアップダウンをこなしながら、A2を目指す。
エンジンかかってきたのか、この区間は気持ちよく走れた。
A2ではちょうど小腹が空いてきたので、うどんを2杯かき込む。
エイドを出発すると再び稜線へ。
フレッシュなショートの選手に登りでガシガシ抜かれる。
稜線は風も強くて徐々に身体が冷えてくる。
レースの1週間前くらいにピキッときた脹脛も痛みが出てくるし、脚も重くなるし、あーしんどいな、ペース落とそうかなと、弱気になってくる。
ペースも全然上がらないし、ロード出ても思うように走れないし、この区間はホントきつかった。
写真撮る余裕も全くなし。
ひたすら耐えて、スタートから6時間45分でなんとかA3到着。
椅子も空いてるから、腰を下ろしてゆっくり休もう。
そう思ったんだけど、ボラの方がブログ見てますって声かけてくれて、あまり情けない姿も晒してられないなと。
気持ちを切り替えて、猪汁を流し込んで出発。
ちなみに声掛けてくれたのが男性だったら、復活したかはクエッション。
男なんて単純な生き物なんだよ(笑)。
本当に救われた。
A3からゴールまでは約15km。
ギリギリ9時間切れるか?
終盤下り基調なのを考えれば2時間くらいでいけそうな気がしたので、サブ9を目標にゴールを目指す。
最初に稜線出た時と比べると、富士山が大きくなってきた。
ラスト10kmも相変わらず走らされる。
足も痛いし終盤は疲労感もあるので、ゆっくりマイペースで行きたいんだけど、なだらかな下りなので走らざる負えない。
ゴール手前の激坂を登りきると、Twitterトレラン界の狂犬から檄をいただく。(ボラお疲れ様でした)
ゴール手前でバンチョーにちんたら走ってんじゃねぇ!と檄をいただいたことを報告しておきます?
— ネムネム (@nemunemu_diet) 2020年12月13日
コース設定にも助けられ、サブ9は無事達成。
走ってる区間が長ったので、思った以上にキツかった。
見よ!乾いた汗でキャップが塩まみれ。
(Supported by バンチョー)
そこまで汗かいた感覚は無かったのに、無理やり走らされていたので思ったより汗かいてたみたい。
リザルトみると順位も徐々に上がってるから、そんなに悪くはなかったのかな。
会心のレースってわけでもないけど、点数つけるとしたら70点くらい。
コロナ禍の中、様々な工夫をして大会開催に漕ぎ着けて下さった主催者、そしてボラの方々には感謝しかない。ありがとうございました。
2日間、伊豆を満喫できました。
ありがとうITJ!
また来るよITJ!!
では、では。