【登山レポ】蝶ヶ岳+常念岳
夏休み一発目は北アルプスの蝶ヶ岳+常念岳。
蝶ヶ岳からの景色は最高。
果てしない雲海。
稜線も気持ち良すぎた。
しかし!!
決して山を舐めてた訳じゃないけど、今回はイタイ目に合った。
それでは登山レポ。
登山道入ってすぐにあるゴジラ岩。
連休に入った喜びもあり、最初は足取りも軽い。
しかし、あいつは突然現れる。
5時半から登り始めて数キロ。
あれっ!?
足裏痛いかも、、、。
しかも両足。
久々に出た。アシウライタイマン。(今回は両足+いつもの土踏まずじゃなくて外側)
トレイルの時、不定期で現れるこいつ。
よりによって北アルプスで出てきた。
でも3時間運転してやっと辿り着いたのに、登り始めて数キロで撤退なんてさすがに出来ない。
軽い痛みはあるけど歩けなくなるほどじゃないし、痛みが強くなる気配もない。
とりあえず続行と判断をして、蝶ヶ岳へ到着。
奥に見える赤い屋根が蝶ヶ岳ヒュッテ。
ヒュッテを越えて軽いアップダウンに入ると気付く。
下りめっちゃ痛いじゃん!
登りの比じゃない。
チンタラ足を庇いながら下るのが精一杯。
どこか庇うと普段はなんともない箇所も、身体のバランス崩れて痛み出す。
しばらくすると膝も痛くなってきた。
予定では大天井岳にも行く予定だったけど、そこは諦めて常念岳経由でスタート地点に戻ることに。
レースだったらたぶんリタイアしてる。
でも山では誰も助けてくれないので、自分で何とかするしかない。
標高上がるにつれて、道はガレ場に。
足裏に響く。
そして両腕を使って這い上がる岩場へ。
一歩間違えると滑落して大怪我もあり得る。
満身創痍でなんとか常念岳に到着。
標高2800mに祠があるんだよ。
槍ヶ岳は微妙に雲の中。
ガーミンの高度計テスト。誤差29mは許容範囲かな。
頂上で一息ついて、前常念岳を目指す。
この足に岩場の稜線はキツイ。
藪漕ぎならぬハイマツ漕ぎ。
なんとか前常念岳に到着。
足痛くて景色どころではない。早く駐車場に帰りたい。
下りもしばらくは岩場。
途中からはシングルトラックの木の根むき出しのつづら折り。
とにかく足痛くて、少しでも負担がかからないようゆっくり下りる。
登山口近くの水場。
これが見えた時ホント嬉しかった。
ちなみに土砂崩れの影響で、一つ下の駐車場までしか車で行けません。
今にも落ちて来そうな大きな岩。
最後はサルがお出迎えしてくれました。
ホントに山を舐めてた訳じゃないけど、今回はいいい勉強になった。
山で無理はしちゃいけない。
それは分かっていたんだけど、無理の基準をどこに引くかを分かっていなかった。
その点レースは、お金を払ってある程度のリスクオフができるので有難いなと思いました。
リザルト。
今回は2200mゲット。
足の様子見ながらだけど、連休中もう一回登りたい。
行けるかなー。
行きたいなー。
蝶ヶ岳+常念岳、完。