やっちまったぜ!
どれだけ遅くてもゴールは出来るだろうと思っていたけど甘かった。
残念ながらDNFとなってしまった奥三河パワートレイルですが、とても雰囲気の良い大会で、タフなコースで、チャレンジし甲斐のあるコースでした。
雰囲気はいびがわマラソンと飛騨高山ウルトラに似てるかな。
集落毎のエイドはどこも気合入ってて、とても温かくてアットホーム。
おばちゃんに来年も来てねって言われちゃったし、来年必ずリベンジしたいと思います。
ここからは来年のために、流れも含めてレースレポ。
当日は2時頃に大会指定駐車場のふれあいパークほうらいに到着。
ここからバスでスタート地点の茶臼山高原へ。
バスの中は誰もしゃべらないピリッとした空気で、1時間半くらいかかってドナドナされます。
着替えやら準備やらをしてあっという間にスタート時間。
雪がしっかり残っていたしもっと寒いと思っていたけど大したことなかったので、上は何も羽織らずシャツにアームスリーブで挑みます。
レッドブルのスタートゲートがカッコイイ。
ちょうど真ん中くらいで待機。
スタートして2kmくらいはロード。
登山口に入ると渋滞発生。石川弘樹さん(以下、敬意も込めてヒロキ)が声かけてくれます。
トレイル区間抜けると、エイド1のつぐ高原まではひたすらロード。
遠目からでもすぐにエイドと分かるような賑やかさ。
この風船ロードも地元の人が作ってくれてるんだろなー。
ここでは、苺、パイナップル、甘酒、鹿ジャーキーを食らう。
いちごとパイナップル。
甘酒。
鹿ジャーキー。
右にはちびっ子のハイタッチゾーン。左はヒロキ。
ここはトレイル多めの区間で、まあまあ登らされますが気持ちの良いトレイル。
ここの階段はキツかった。
景色よかったのにブレてる、、、。牧場かな?横の支柱は風力発電。
フカフカで極上のトレイル。
エイド2では手作りの梅干しをいただく。
ここからは林道とロードが混ざった下りがひたすら続きます。
めっちゃ退屈で眠くなる。そしてペースも自然と上がり気づくとキロ5分を超えることも。
これはイカンとペースをなんとか抑える。
つもりだったけど、まあ性格的に無理で。気持ちは抑えようとするんだけど、後半キツイってのを聞いてると前半で貯金をと考えてしまう貧乏性で。
よくよく考えると、ここをキロ5で走ってもキロ6で走っても大して変わらないんだけどねー。
無心で走っていると、なんとなく胃がむかむか。
というか普通に気持ち悪いぞ。アクエリアスも身体が受け付けない。
そんなことを考えながらエイド3の小松へ到着。
歓迎という文字がここほど似合うエイドはないだろう。
そう感じるほどの賑やかさ。
胃がむかむかして気持ち悪いなーと思いながらも、普段だったら絶対書かない寄せ書きも書いちゃった。
だっておばちゃんが書いてって言うから断れないでしょ。
気持ち悪くても食べないことには先に進めないので、五平餅をなんとか流し込む。
終わってから考えると、ここで五平餅2切れしか食べれなかったってことは相当調子悪かったなと。
普通なら1本いっちゃうからね。
調子悪くて思考回路が鈍ってるのか、普段飲まないレッドブルで翼を手に入れるんだとエナジーチャージして出発。
結果的にチャージどころか放電することになったし、翼を手に入れるどころか両脚すらももぎ取られる結果に。
カールのおじさんとクレヨンしんちゃんがお見送り。
きっつい登山道入る前の私設エイド。
ここのレモン水美味しかった。
最初は十三曲の登山道がお目見え。
文字通り13回曲がるつづら折りの登山道。
1曲がり毎に標識立ってます。
この辺りから胃がムカムカしてきて、気持ち悪さマックス。
加えて岩古谷山と鞍掛山の上りがキツすぎて、さらに吐き気に襲われるという悪循環。
スポーツドリンクも飲めないから、水だけでなんとかやり繰りするも途中で水切れも起こし辛かった。
岩場に座って吐き気が治まるのを待って動き出す。
また吐き気が来たら休憩。
休めば筋肉は固くなる。
休む時間長いと動き出すのもキツい。
でも気持ち悪くて動けない。
メンタルもやられる。
ほんと辛かった。
岩場で休んでいる時に大丈夫ですか?と声掛けてくれたたくさんのランナーの皆様ありがとうございました。
ただどれだけ辛くても、エイドまでは自分の足で行くのがトレランのルール。
ボロボロになりながら3時間かけて、なんとかエイド4の四谷千枚田へ。
前半の貯金のおかげで、予定より20分早い7時間10分で到着です。
時間的には全然問題ない。
とりあえず体調が回復するかもしれないので、木陰で休んで身の振り方を考える。
しかし15分休んでも、30分休んでも食欲が湧かないし、水分もまともに取れないからリタイアすることに。
無理して行こうと思えば行けたかもしれないけど、体調が回復する目途が立たなかったし、迷惑かける訳にはいかないので。
今回の教訓は、エナジードリンクが身体に合わなかったのかどうかは分からないけど、普段飲まない物とかやらないことをレースでいきなりやるのはダメだなと痛感しました。
何事もぶっつけ本番はダメ。
あと序盤抑えれなかったのも良くなかった。
ヒロキがあれほど口酸っぱく言ってた通り、前半は絶対飛ばしたらダメ。
五平餅と漬物を余裕で食べれる状態で、小松まで辿り着きたい。
来年必ずリベンジだ!待ってろ奥三河!!