【レースレポ】KOUMI100①
ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。
ゴールできなかった。
結果はDNF。
しかも一番やってはいけない3周目でリタイア。
ペーサーのはるかさん、ほんとうにごめん。
21時間も待たせた挙句、往復5kmのロードをお散歩しかさせてあげられなかったよ。
原因は色々あるんだけど、脚の売り切れ。
脚の終わり。
通称、脚オワ。(通称か知らんけど)
5周走れる脚が出来てなかった。
具体的には、大腿四頭筋がカチカチに固まって脚が上がらない、動かない。
ロードの下りも走れないし、上りもヨチヨチでしか進めず。
3周目は休み休みのオール歩きになってしまい、とにかく辛かった。
ペーサーのためにもあと1周だけ行きたかったんだけど、どう考えても帰って来れる気がしなかったので山パートに入る前に引き返させてもらいました。
1周目が速すぎたとか、下りで脚の筋肉使いすぎたとか細かい要因はあるかもしれないけど、どう考えてもマイルに耐えられる脚がなかったのが原因だと思う。
応援のメールやコメントもたくさんいただきありがとうございます。
今回は結果が出なかったけど、また挑戦するのでよろしくお願いします。
― ― ―
そして見事完走したすべての選手に最大級の賛辞をお送りしたい。
同じレースを走った者として尊敬しかありません。
30-31時間30分くらいまではゴール地点で見てましたが、みんな本当にカッコ良かったし、次は自分もこうなりたいなと思いました。
本当におめでとうございます。
― ― ―
さて、それではレースレポ。
今回は自家用車orテントの持参が義務づけられ、着替えや補給などはすべてその中で行うというコロナ特別ルール。
そのため戦いは前日から始まっていた。
車組は少しでもロスの少ない場所に車を止め、テント組は自分が張りたい場所で18時まで待機。
ちなみにこの時点では台風の影響で開催が確定しているわけではなく、18時の最終判断待ち。
まあ会場は開催を信じて疑わない人しかいなくて、中止になりそうな雰囲気は一切漂っていなかったけど(笑)。
雨の中待機したお陰で、良い場所を確保してホテルへ。
食事しながらレースの打ち合わせをして、着替えやウェアリングなどアドバイスをもらって10時には就寝。
の予定がまったく寝られず、0時くらいにようやくウトウト。
レース前って興奮しているのか、不安からなのか、いつも寝れないんだよね。
睡眠導入剤を摂ってみようとも思うんだけど、翌日の体調が不安なのと、眠りが深くなりすぎて起きれなくなりそうなが心配でなかなか取り入れられない。
でもレースに影響出るなら、真剣に考えないといけないかも。
2時過ぎに起きて窓を開けると、ガッツリ雨。
天気予報も夕方までずっと雨。
これは雨の中のレースだな。
覚悟を決めて会場へ向かう。
会場では知り合いの方にもたくさん会えたし、やっぱレースっていい。
あっという間にスタート時間。
はるかさんからは、食べ物全部食べてくるように、後でしっかり食べたかゴミをチェックするからと送り出される。
チェックすると言われたら、食べるしかない。
1周目はエイドワーク込みで6時間。
5時間45分くらいで戻ってきて5-10分で出発するプラン。
スタート前は緊張感もなくまったりとスタート。
元気もあるし抑えて走ってると暇なのでツイート。
こんなかんじ pic.twitter.com/WBGQ2tO1Qg
— ネムネム (@nemunemu_diet) 2020年10月9日
ニュウの頂上あたりでもう一発。
みんなこれがみたいでしょ pic.twitter.com/0KugFVGkK1
— ネムネム (@nemunemu_diet) 2020年10月9日
コースのピークまでは3時間くらい。試走の感覚から戻るのはゆっくり行っても2時間半。
そこからさらに落とせば2時間45分くらいだから、ほぼ予定通りで1周目は終わるなと思ったら、1周目の到着は5時間15分。
試走の時にここ調子乗ったら脚終わるよねと言っていた、下りの林道とロードが速すぎたみたい。
予定より早いけど、済んでしまったことは仕方ない。
はるかさんが、ボトルと食べ物を入れ替えてくれるので、エイドワークは5分で完了。
まだ疲労感は皆無だったので、勢いよくエイドを出る。
続く。