30km-40km(1:06'34/キロ6'34)
29キロ地点のカクレハキャンプ場を意気揚々と出発。
しかし出発してすぐ飛騨高山ウルトラの壁が待ち受けていました。
今まで上ってきた坂とは比較にならない、倍はあろうかという坂。しかもつづら折りになっていて、頂上が全然見えない。
おんたけウルトラのコースとそっくり。
図でいうとここの部分。
これが本当の飛騨高山か。さすが噂通りのキツイ坂だなと思いながらも、まだ体力はあるので走って上ります。
周りのランナーもまだ誰も歩かない。
そんな中、自分がウォーカー1号になるのは嫌だったので必死に走ります。
エイドを出発して3kmくらい登ったあたりかな。後ろから尋常じゃないスピードで登ってくるランナーが1人いました。
スピード速いから呼吸も乱れてるんだけど速い。
そして端から見ててもキツそうだけど、決してスピードを緩めようとせず誰よりもこの飛騨高山の坂と向き合い戦っているランナー。
すげぇなーと思いながら自分も負けてられないと、気合をもらい歩きたくなった気持ちを抑え走ります。
ふと走りながら、ノースリーブのシャツにアームカバー、ピアス、マンタレイのウエストバッグ、そして雰囲気を総合すると、はてブロサブ3ランナーのみそさんじゃないかなと。
ウエストバッグ探してて、最近みそさんの記事読んだばっかなんだけどどーも似てる。
上り切ったエイドで意を決して、みそさん風のマンタレイバッグのランナーに話しかけてみました。
まあ違っても頭のおかしいウルトラランナーが、坂にやられて訳の分からんことを話してるだけだろう程度にしか思われないだろうし。
結果はやっぱりみそさん。
めちゃめちゃイケメンで、いきなり話しかけても気さくに対応してくれるナイスガイ。
食べかけのバナナの手をわざわざ拭いて、ガッチリ握手してくれました。
ゴール後もお会いできたし、またどっかで一緒になれるといいなー。みそさんありがとうございました!!
第二関門の飛騨高山スキー場。
ここでは甘酒や味噌汁があったけど、ごめんなさい。ウルトラで汁系はちょっとキツイ。
冷たいポカリと水で水分取りたいから、汁物はちょっと飲めない。
登ったあとにやってくるのは当然下り坂。延々と10km続く下りがやってきます。
個人的には上りより下りの方が苦手で、この下りで太ももの筋肉は使い果たしました。
だいたい自分の場合、余裕がなくなってくると写真の数が減ってくるので分かりやすい。
40km-50km(53'20/キロ5'20)
天気良すぎるよー。
景色良かったので、上り坂を後ろ向きに。
この区間タイムだけ見ると速く感じるけど、ほとんど下ってたのでそれを考えるとかなり遅い。
なんだろ。ブレーキかけ過ぎなのかな?下りはホント難しい。
50-60km(1:09'35/キロ6'57)
ドロップバッグを受け取れる丹生川支所に到着。しかし脚が重たい重たい。
心肺系はまったく問題なし。胃腸も元気でどれだけでも食べれる。ただ長い坂で太腿の筋肉が閉店。
トマト入ったそうめん。
しそゼリー。クエン酸たくさん入ってるって言われたので、とりあえず3個食い。食べやすい、美味しいでこれは良かった。
名物飛騨牛。
ドロップバッグではジェルだけ入れ替え。
誰かが飛騨高山の前半は上りと下りしかないって言ってたけど、ほんとにその通り。
ここからまだフルマラソンの距離残ってるのに、筋肉限界でかなり辛かった。
エイドは賑やかでハイタッチ部隊いたり、ブラスバンドがいたりと元気もらったけど、ここを出発するとすぐ2つめの難所、千光寺の坂がやってきます。
次回へ続く。