富士吉田マラソン火祭りロードレース雑記②。
いよいよスタートを控えスタート位置に並びますが、当然速い人はスタートから前の方、そこから自分の実力に合わせたタイムでスタート位置が区切られます。
大会初参加の自分は控えめに2時間15分以内のゾーンに並ぶことにしたんですが、これが大きなミス。
スタートから完全に人の中に埋もれてしまい、3キロ地点くらいまで6:30/kmペースとかなりの低速。
スタートからひたすら続く登り坂。
多少の降りはありつつもほぼ登り坂。しかもトレイルランみたいな舗装されてない道も走ります。
まわりはチラホラ走るのを諦め歩き始める人が出てきます。だいたい4キロ~5キロ地点かな。
さすがにこの辺りになると太ももに疲労が来て自分もペースが徐々にダウン。
5キロ~7キロ地点までのラップタイムが平均6分50秒。
7キロを通過したのがスタートから44分経過していたのでかなり遅れていました。
正直この段階では2時間切りは諦めて、とりあえず完走、次に2時間10分くらいに目標を変更。
しかし7.5キロ辺りから長かった登りも終わり、降りと登りが交互にくるコースに。
そして10キロ過ぎからはひたすら降り坂。ここで自分の脚が思ったより動いたので、遅れを取り戻すつもりでいけるところまで重力にまかせ駆け下りることにしました。
その結果、10キロ~16キロまでのラップタイムはほとんど4分半切り。これで前半の遅れも取り返し2時間切りも見えてきたので、モチベーションはアップ。
しかしそれも束の間。降り坂が終わるくらいから10キロのランナーが合流してきてスピードダウン。横に大きく広がって走るし、走るスペースがないので抜かして走るのにかなり苦労しました。
それでも若干余裕がありこれはもらったな~、完走も余裕かなっと思い始めた17キロ過ぎあたりからまた登り坂が始まり、この最後の登り坂が本当にエラかった。
降りで飛ばした代償としてだいぶ脚は重たくなってるし、残り3キロの看板がある辺りが一番心折れそうになるポイント。
ただこの残り3キロの表示のおかげでガンバレたとも思います。
残りたったの3キロ。今までトレーニングしてきた中で3キロなんてあっという間、走りきれると自分に言い聞かせてなんとか最後の坂を登り切りました。
すると競技場っぽいのが見えるのでやっとゴールかと安堵していると、まさかのフェイクで野球場(笑)。
ここでも心を折られそうになったけど、ぐるっと周って競技場無事競技場に。
ラストスパートをかける気力はなかったけど、無事完走することができました。
運営は本当にスムーズで給水所もかなりの人がスタンバイしていてとても有り難かった。
逆にランナーが紙コップを平気で下に捨てていくので、あれは正直どうかと思う。
ゴミ箱に捨てる余裕くらいは持って走れないと、どうせ目標タイムを上回ることなんてできないでしょ。
大会スタッフの方やボランティアの方からは、おもてなしの心が感じられとても嬉しかった。
ありがとうございました。
普段1人で走っているみたいに、自分の好きなタイミングでペースを上げることもできないし、前後左右に人がいるので、走るのも抜くのもテクニックがいることが分かったのは大きな収穫。
ダイエットがきっかけで始めたマラソンだけど、無事完走できて良かったし本当に楽しかった。
次回出場予定大会はまだ決めてないけど、年内にあと2回くらいは走りたいな。
でもまだまだ通過点。
もっとトレーニングしてフルマラソン完走を目標に頑張りたいと思います。