【山活】北アルプス縦走 Day2
北アルプス縦走1日目はこちらへどうぞ。
ビールとウィスキーでいい感じに酔っ払いあとは寝るだけだったけど、隣のイビキがうるさくて全く寝れない。
周りの人も爆音のイビキにイラついてる感じが、テント越しになんとなく伝わってくる。
自分もテントの中、周りの人もテントの中。表情とか分かんないし、言葉を発してる訳じゃないのに、明らかにイラついてるオーラが感じられる(笑)。
とりあえずイビキの元は自分ではないよアピールしておこうと、無駄にインナーテント開けて外の空気吸ったり、咳払いをしてみたりして、自分じゃないですよ感を出しておく。
2時くらいにようやく寝れそうになったけど、今度は起きて準備する人が出て来た。
でもその音はあまり気にならないので、2-3時間は寝れたかな。
4時頃に起きて、コーヒータイム。
すでに周りのテントが半分くらいなくなってた。
やはり山屋の朝は早い。
標高2000mオーバーで迎えるはじめての朝。
まだ薄暗いけど空気が澄んでいて気持ち良い。
朝は出力が全然上がらないので、最初はのんびりと。
振り返ると昨日登った薬師岳が見える。
この稜線を歩いて来たかと思うと気持ちいい
しかもシャンクスと白ひげが戦った時のように、空がきれいに割れている。
細かいアップダウンを経て、越中沢岳に到着。
そしてキャンプ地にしようか迷っていた五色ヶ原へ。
のんびり来た割りにスゴ乗越から3時間弱だったので、昨日進んでれば2時間半でこれたかな。
でもこの景色、夕方着では観れなかったと思うのでヨシとしよう。
五色ヶ原を出る頃には、雲もなくなり快晴。
ここいいとこだなー。また来ることがあれば、次は絶対ここに泊まりたい。
そしてそびえ立つ獅子岳の登場。
その後は鬼岳。
いやー。かっこいい。好みのイカした山容だ。
しかし道がハッキリと見えるから、あそこを登るんだろう。まさに鬼だね。
登り切ると室堂までのラスボス、龍王岳の登場。
とは言っても300mアップくらいなのでサクサクっと龍王岳も制覇。
山頂からは立山の絶景が望める。
ここ超おススメの絶景ポイント。
これを秀峰というのだろうか。引き込まれるような存在感と美しさがある。
ちなみに自分の目でみるのと写真じゃ全然違うから。
ホンモノの迫力や雄大さは写真じゃ伝わらない。
後で書くけど、あんなアホみたいに人が多い雄山登るくらいなら、こっち登った方が100万倍いいよ。
一ノ越山荘と立山。
薬師岳方面から登った方が、縦走達成のご褒美感が出ると思う。
ラストに立山連峰が目の前に現れるのは感動もの。
とは言ってもスゴ乗越から12kmくらいなので、まだやめれない。
今後の身の振り方を一ノ越山荘で作戦会議。
この時点で10時30分。
雷鳥沢キャンプ場はトイレ渋滞で1時間待ちって情報もあったし、昨日全然寝れなったのでテン泊は中止。
室堂14時着を目標に、立山三山をぐるっと周ることに。
それにしても雄山、人多いな。富士山並みじゃん。
山頂に神社あったけど並んでたのでパス。
大汝山もすごい人。
そこまでピークに拘りないからいいよ。パス、パス。
室堂のターミナルと雷鳥沢キャンプ場が見える。
富士ノ折立も、、、以下文字数。
なんか人に疲れてきた。
立山三山でどっと疲れたので、稜線をぶっ飛ばして解消。
真砂岳でラスト。
あとは室堂へ向かうだけ。
雷鳥沢キャンプ場が大きくなってきた。
まだテント張る余裕はあったんだけど、天気も悪そうだし予定通り帰ることに。
雷鳥沢キャンプ場から室堂って、思ったより登るのね。
結構きつい。
ターミナル近くで人だかり。
アルプスの山で人だかりができるのって、だいたいアイツでしょ。
やっぱり、雷鳥。
お出迎えご苦労。
立ち姿が凛々しい。俺を見ろと言わんばかりの堂々とした佇まい。
燕岳にいたスズメとは全然違うじゃん。
そして13時過ぎ室堂に到着。
初のテン泊&縦走、無事帰還。
反射的に飲んじゃったから、富山でもう1泊が決定。
決して確信犯ではありません。
テン泊&縦走、やってみていろいろ気づいた事もあったし、装備とか食糧も見直せそうだし何より楽しかった。
上手く表現できないんだけど、トレランスタイルの山行やレースとは違った楽しさがある。
今年はあと1回できるかな?
日程的に厳しいかな。
でも来年も絶対やる。
それまではプラン考えたり、装備整えたりしてグフグフしようと。
では、では。