DEBUがUTMBを目指す!!

次の目標はUTMB完走。そして国内マイルレース制覇。

【レースレポ】安達太良山トレイル。

ようやくレースレポに辿り着いた。

f:id:otokonodiet:20200909150934j:image

コロナ禍以前は当たり前だったこの風景。

約1年振りだ。

OSJ滝川さんのマイクパフォーマンス。

なんか懐かしいな。

心なしか、いつもよりテンション高い気がする。

周りの空気もワクワク感が強めで、みんな久しぶりのレースが嬉しそう。

いつもより緊張感は少なめだけど、スタート前独特の緊張と不安と期待が入り混じったこの感情。

忘れていたものが蘇る。

そんなことを考えていると、あっという間にスタート。

スタート直後の渋滞ですら、愛おしいというか、許せるというか、悟りを開いた気分。

f:id:otokonodiet:20200909151007j:image

ユルユル登っていると、1つ目のピーク安達太良山山頂に到着。

f:id:otokonodiet:20200909151031j:image

眺望は残念ながらほぼなし。

f:id:otokonodiet:20200909151054j:image

火口も辛うじて見えるくらい。

だったけど、そこはほら。俺が山行く時はほぼ晴れるから。

f:id:otokonodiet:20200909151121j:image

絶景。

f:id:otokonodiet:20200909151140j:image

アンド絶景。

f:id:otokonodiet:20200909151200j:image

オブザ絶景。

これって温泉なの?

f:id:otokonodiet:20200909151214j:image

気温も徐々に上がってきたけど、2つ目のピーク胎内岩までは気合いを入れてガシガシと登る。

胎内岩の写真、撮ったはずなんだけどなぜかカメラロールにない、、、。

這うように岩の間を通過。

生まれて 飛び出て マタニティー!

(これでいいんでしょ。)←圧倒的な投げやり感

降りは前日の雨でズルズルのグチャグチャ。

2018年の上州武尊を思い出す。

滑りまくるのでペースは上がらないけど、怪我しないように慎重に進む。

徐々にペースを上げながら第2エイド着。

到着するとみんなが拍手で迎えてくれる。

これだよ、これ。

レースの醍醐味。

ただ好きで走ってる見ず知らずの俺を、みんなが応援してくれる。

有り難くて、嬉しくて、さすがにグッとくるものがあった。

エイドは予告通りペットボトルの水のみ。

それでも全然違和感ないからさすがOSJ。

エイドに入るとこんな感じ。

f:id:otokonodiet:20200910102449p:image

byブタロウスポーツ

3本持ってうろつくワイ。

都度ザック降ろさないといけないのが、ちょっとめんどくさいけどそれぐらいかな。

第2エイドを出ると鎖場、渡渉、ぐちゃぐちゃの水溜まりと、テクニカルなコースが満載。

避けて通っても仕方ないので、川も水溜まりも関係なしに突っ込むよ。

(なお、写真はない。)

降りは林道。

かっ飛ばせるボーナスゾーン。

スタート地点に戻ってくると、ちょうど3位の牧野選手がゴールするところ。

誰も俺に目をくれないよね、、、。

いいんだ、出発する時は滝川さんが勢いよく送り出してくれたから。

本日2度目のほん空ポイント。

f:id:otokonodiet:20200910094552j:image

ここから山頂までが長いのよ。

と思ったら山頂手前で降り突入。

歩行区間を経て、再びかっと飛ポイントの林道へ。

ここまで来たら誰かに抜かれるのもイヤなので必死に走る。

マイクの声がどんどん大きくなる。

ゴールまで無事に帰ってこれた安堵感。

そしてゴールの達成感。

滝川さんのマイク、スタッフ、ブタロウさんや観客に迎えられゴール。

ゴール直後の1枚。

f:id:otokonodiet:20200910094419p:image

byブタロウスポーツ

ゼッケン付けて山の中を走るというのはやっぱり格別だ。

キツい登り、ツラい降り、グチャグチャでスリッピーな足場、岩に脚や指をぶつけても、思いっきり転んでも、自分も奮い立たせて前へ進む。

そんな経験が出来るのはレースだからこそ。

それを乗り越えてゴールした時の感情は、言葉や文字で簡単に表せれないけど、心地良くて幸せになれる。

今回のレースは、忘れかけていた色々な感情を思い出させてくれたし、改めてレースの素晴らしさを感じさせてくれた、記憶に残るレースになりました。

開催してくれたOSJ、受け入れてくれた地元、ボランティアの方々には感謝しかない。

いきなり以前のようには戻らないと思うけど、少しずつモデルケースを積み上げて、また思いっきりレースが出来る状態になるといいな。

では、では。