市民ランナーが語るZwiftの魅力。
導入から2ヶ月経ったので、備忘録的にもまとめておこうかなと。
ランニング界ではあまり馴染みがないZwift。(と思ってるだけかもしれないけど)
なんぞやって人のために簡単に説明すると、スピンバイクにマリオカートがプラスされた感じ。
バイクを漕ぐと画面のアバターが走って、たくさん漕げば速く走るし、ゆっくり焦げばスピードも遅くなる。
さらに登りになればその斜度に合わせて負荷が強くなり坂を登っているかのような感覚になり(設備によるけど)、降りになればペダルも軽くなって本当に坂を滑走しているような感覚が味わえる。
コースがいろいろ用意されていたり、レースが定期的に開催されたり、グループランならぬグループライドができたりと、単調で退屈な室内バイクトレーニングが楽しくできちゃうよってサービスがZwift。
興味がある人はググってみてください。
導入から2ヶ月経ち、自分のZwift環境はほぼ完成したと思う。
これが完成形。
Mac book proでZwift起動して、32インチのテレビに映して大画面化。
画面は大きければ大きいほど、楽しいと思うのでここはケチらない方がいいと思う。
レースに出たりヒルクライムのコースを漕ぐと滝汗ベイビーになるので、45cmの工場扇で熱中症と滝汗防止。
汗溜まり防止で大会参加賞のフィニッシャータオルを両サイドとフレームに。
最初はサーキュレーターで十分だろうと思っていたけど、大袈裟じゃなくあんなそよ風ではホ意味がなくて45cm羽でやっと役に立つ感じ。
あとはipadでzoomしたり、ネットフリックス観たり。
音も静かで、いつでも自宅トレーニングできるのが良い。
最初は自粛期間中の暇潰し程度に考えていたけど、思った以上に良いトレーニングになっているんじゃないかなと。
ついでに、Zwiftの良いところをまとめてみました。
①気軽にクロストレーニングできる
走るのがメインなので天気が良ければ、当然外を走りたいわけで。
これがバイクじゃなくてトレッドミルだった場合、外を走った後に室内を走る可能性はほぼ無い。
ロード10kmの後にトレミ10km走りに行くなんてあり得ないし。
と思っていたらnagisa様はロードとトレミのセット練を余裕でやっていたという。マジすげぇよ。
それがZwiftならロードを走った後バイクを1時間漕ぐってのが気軽にできる。
疲労感はそれなりにあるんだけど、ランニングとは使う筋肉が違うので故障のリスクも少ないと思う。
先週土曜日の練習。
この日のメインは8時からの富士ヒルクライムレース。
朝軽くジョグして、レースで追い込んで、その後ランをおかわりして、ビールを飲むという流れ。
TSSが228超えているので、なかなか強度の高い良い練習になっていると思う。
月間の練習時間は単純に倍になったけど、故障する感じは今のとこない。
しばらくはこのペースでトレーニングするつもり。
②バイク練が飽きない。
スピンバイクの方が安く導入できるし手軽なんだけど、自分はどうも合わなくて30分漕ぐのが限界。
テレビを見ながら漕いだでも単調で楽しくないから全然続かないし、そんなに追い込めてる感じもなかった。
それがZwiftなら景色は変化する、勾配に合わせて負荷も変わる、タイムアタックあり、獲得標高あり、飽きさせない要素がたくさんあるので1-2時間なら軽く漕げる。
さらに定期的にレースもあるし、限定ジャージがあったり、アイテムがあったり、バッジがあったり、ついつい漕ぎたくなる要素も満載。
累計で1000km超えたけど、今のところ飽きる感じはない。
レースが見えてくるまでは、セット練で追い込んでいきたいと思う。
③ワークアウトが豊富。
レースに出ない時は基本的にワークアウトのメニューを消化してるんだけど、FTPに合わせて強度を調整してくれるので、言われるがまま漕げばよいというお手軽さ。
ワークアウト中の画面。
基本は〇分を〇〇ワットで漕げ。ってメニューなんだけどクリアすると★が取れて、目標値で漕げなかったら★が取れないのでキツイなと思っても不思議と頑張れる。
バイク素人のバーチャルライダーにとっては、練習メニュー考えなくてもいいのはかなり有難い。
だいたいこの3つかな。
あとは朝起きてすぐ練習できるとか、終わった後すぐお風呂に入ってビール飲めるとか、細かいこと言い出したらキリがないんだけど自宅トレはかなり快適。
Zwiftの世界に誘ってもらって感謝しかない。
2020年のベストバイはぶっちぎりでZwiftだと思う。
ざっと良いことばかり書いたけど、これからレースが復活してくるとZwiftの取り組み方も変わってくると思うし、バイクを取り入れたことでランの強度はちょっと下がってるので、どうバランスを取っていくかは課題。
そもそもZwiftでパワーアップできるか、あまり変わらないか、むしろ遅くなるか、それはまだ分からないけど、今のところ概ね満足してるのでこれからも人体実験は続けたいと思う。
では、では。