【レースレポ①】上州武尊山スカイビュー2018
なんとかリベンジ達成。
今まで経験した最長距離が100km、最長時間が16時間くらいだったので、今まで経験したことのないロングレースは正に未知の世界でした。
30時間走ると身体や脳に起きる様々な変化を経験できたのは大きい。今後のウルトラトレイルに向けて大きな収穫となりました。
それでは忘れないうちにレースレポ。高低図と共にお楽しみください。
スタートからA1(2:05'07)
去年の経験を活かし、武尊山を越えるA3までは体力を温存する作戦。
スタート前のカウントダウンもなく、アッサリとスタートの号砲が響きます。
思ったより渋滞が長く、なかなか進まない。焦りそうな気持を抑えながらゆっくり進む。
ロープを使って降りるポイント多数あり。グローブは絶対あった方がいい。
こんな角度の登りばっかり。心拍数が上がりすぎないようペースを抑え、去年は一生懸命走って登っていたロードの坂も歩く。おかげで汗もほとんど掻かず余裕を持ってA1に到着です。
予定では2時間のところ5分遅れで到着。まあ渋滞長かったし全然許容範囲です。
ここではブドウ、オレンジ、薄皮クリームパンでエネルギー補給。特にブドウ美味しかった。ここから剣ヶ峰を目指して本格的な山岳コースへ。
A1からA2(3:51'20)
序盤は気持ちの良いトレイル。ですが一気に900m上がるのでコースはかなりタフです。
偽ピークからの眺望。去年と違って景色は良い。
稜線に出ると、さらに景色が良くてめちゃくちゃ気持ちが良い。しかし偽ピークは続く。2つ3つと越えるとようやく剣ヶ峰の山頂へ到着。
頂上からは一気に1000mのダウン。去年ほどグチャグチャではなかったのは助かったが、木や石は濡れていて油断するとすぐ滑る。気を緩めないように集中して下ります。
途中から下りの林道に入ると、上位選手とのスライドが始まる。う~ん、やっぱり速い。自分とはちょっとレベルが違う感じ。
ゲレンデの下りに入るとA2は目前。
ここでライトチェックと予備バッテリーのチェックを受ける。
オレンジ、温泉饅頭、いなり寿司を口に放り込み、
群馬名物の「おっきりこみ」を流し込む。目標時間より26分ほど遅れていたけど、去年と比べて体力的にも精神的にもかなり余裕あったので特に焦ることもなかったです。とりあえず流れに任せて、関門に引っかからないように気を付けて進みます。
A2からA3(4:43'03)
ここからはゲレンデ直登。隣をバギーに乗ったカップルが颯爽と抜いて行きます。日曜日の昼前、これが健全な過ごし方だな。
奥の斜面?もちろん登りますよ。
武尊神社の横を通り、2158mの武尊山頂上を目指します。
名物はしご下り。ロープを使っての上りや、笹に脚を取られ無駄な体力を削られつつもなんとか上っていきます。ここでも心拍数上がりすぎないよう気を付けます。
コース最高点、武尊山山頂に到着。
あいにく雲が多くて景色は真っ白でした。しかしゴールで最高の景色が待っていると言い聞かせ早々に出発。
山頂過ぎるとだいぶバラけて来たかな。
急斜面、マッドでドロドロなコンディション、濡れていてスリッピーな岩場や木の根をこなしキャンプ場に出るとA3は目前。
ここで初めて目標タイムに対して貯金ができた。去年はここに到着した時点でボロボロでしたが、今年は約15分のアドバンテージ。
もちろんここでリタイアするつもりはサラサラない!ちょっとは成長したのかなと思いつつ、まだまだ油断はできないと気を引き締め、ずっと我慢していたトイレに駆け込みます。
レースレポ②へ続きます。