DEBUがUTMBを目指す!!

次の目標はUTMB完走。そして国内マイルレース制覇。

びわ湖高島栗マラソン雑記②

いよいよハーフスタート。

意気揚々と走りだしましたが、まさかのトラブル発生。

大きめの石か分かりませんが、何か大きめの物体の上に左足が思いっきり乗ってしまいまさかの捻挫。

たぶんスタートして200mくらいの位置。

やった瞬間終わった、、、と思いました。サッカーやってた時も経験したことないくらいのグニャり具合。

大丈夫ですか?と心配してくれたアンダーアーマーのお兄さんありがとうございます。

でもスタート直後でリタイアはかっこ悪いし、せっかく2ヶ月調整して高島市まで来たのに、ここで辞めるのは勿体無い、行ける所までは行こうとりあえず続行してなんとか走り続けます。

もし3キロ付近までこのまま痛みが続くようならリタイア。

アドレナリンがどんどん分泌されて、痛みが麻痺してくればそのまま続行。

 辞めるのはいつでもできる、行けるとこまで行ってみよう作戦で行くことにしました。

この時点で目標の1時間45分は諦めモード。前回の1時間57分切りを目標に変更。

ところがスタート直後のなだらかな下り坂がプラスに働きます。

ここで自然とペースが上がり快調に走れたので、足の痛みも気にならなくなってきました。 

ここでいきなり猛烈な登り坂だったら心がポキっと折れてたかもしれません。

【1キロ~3キロ】

最初の1キロが4:51秒ペース。

そこからタオル投げるかどうかの3キロ地点まで4:42秒、4:50秒とオーバーペース気味ですがいいペース。

 リタイアする気なんかサラサラなくなり、当初の目標通り1時間45分狙いの走りに変更。

ちょっとペースを抑えようか迷いましたが、このままの勢いを持続させて前半で貯金を作っておく作戦に。

 【4キロ~7キロ】

平均4:50秒ペースと目標クリアペース。

道幅はちょっと狭いかなっと思いましたが、気になるほどではなくとても走りやすい。

沿道で応援してくれている人に手を振ったり、ありがとうございますとお礼を言う余裕もあり、楽しく走れました。

【8キロ~10キロ】

このままいけるかと思いましたが、キロ4:58、4:59、4:57とここで徐々にペースダウン。

向かい風と横風が強くて思ったより進まなかったのと、ジワジワと日差しと気温が体力を奪っていきます。

【11キロ~15キロ】

キロ4:50、4:50、4:57、4:59、4:52とここまで1時間45分を切れるペースを維持。

もうこれは45分切りを狙うしかない。っていうかこれでクリアできなければ後悔する。ここまで来たら意地でもクリアしてやるとモチベーションはアップ。

【16キロ~18キロ】

前半のオーバーペースが足に来て、徐々にペースダウン。15キロ超えたあたりから疲労は感じてましたが、この16キロ~18キロの3キロは一番しんどかった。

キロ5:04、5:03、5:12と5分台が続き、18キロではキロ5:12秒と大幅ダウン。

もう歩こうかとも思ったし、もうマラソン大会に出るのはやめようとか考えながら、精神的にも肉体的にもいっぱいいっぱいの状態。

【19キロ~ゴール】

残り3キロになるとようやくゴールが近づいてきた実感が湧いてきて、なんとか気力も回復。

ここまで来ると、あと3キロだから頑張ろう、あと2.5キロだから頑張ろう。普段トレーニングしてる距離と比べてもたかが2キロ。歩かずに走り切ろうと、とにかく自分に言い聞かせながら気力だけで走りました。

そのお陰かキロ5:03、5:04、4:54とズルズルペースダウンすることなく、なんとか踏みとどまって無事ゴール。

 

記録は1時間44分41秒。

 

前回の富士吉田マラソンから約2ヶ月。45分切りを目標にトレーニングしてきて、その目標がクリアできた時の達成感は最高!

この達成感は普段の生活ではなかなか味わえない感覚です。

これがあるから普段のトレーニングも頑張れるかな。

それとやっぱり沿道や給水所で応援してくれる人の声援っていうのは、本当にありがたいし走る力になる。これもマラソン大会に出ないと味わえないので、大会に出場する大きな理由の一つ。

今回は特に熱い中外に出て応援してくれている、農家のおばあちゃんっぽい人が印象的で、そんな雰囲気の人が結構いて本当に嬉しかった。

そして走り終わって水をもらい、記録証を発行してもらっていると、スタート直後にやらかした捻挫の痛みが来て、ほぼまともには歩けない状態に。

本当はブログで知り合ったトイプーロロさんも探したかったし、色々食べたかったけどそれも出来ずで、なんとか着替えて混む前にバスに乗り早々に退散。

12時半過ぎにはマキノ駅に到着して、車で帰路に着きました。

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こちらが参加賞の栗。 

写真ないけど緑色のTシャツも貰いましたよ。

この大会も日程さえ合えば、もう一度参加したいと思える素晴らしい大会でした。

運営の方、ボランティアスタッフの方、沿道で応援して下さった方々ありがとうございました。