【トレイル】南アルプス・鳳凰三山
連休初日は練習と涼を求めて南アルプスへ。
グーグル先生に良さげな山をお聞きしてピックアップしてもらいました。
条件は車で登山口まで行けて、標高高めで涼しくて、走行距離もそこそこある山。
その結果、鳳凰三山の周回コースが良さげだったので、ネットで登山届を提出して朝の3時過ぎに出発。
鳳凰三山とは、地蔵岳、観音岳、薬師岳の総称でいずれも2700mオーバーと登りがいのある山。
青木鉱泉の登山口には6時過ぎに到着しましたが、駐車場はほぼ一杯。駐車場代は700円。
今回は鳳凰三山を制覇して、生信玄餅を買うのが目標。
昼過ぎると売り切れることもあるらしいので急いで準備します。
6時半頃、青木鉱泉出発。
コースはは青木鉱泉→ドンドコ沢→地蔵岳→観音岳→薬師岳→中道→青木鉱泉。
一度に渡れるのは5人まで、、、。
初めて登る山(そもそも富士山以外の高い山にレース以外で登るの初めて)ですが、所々赤いマーキングがあるのでこれを辿っていけば迷うことはない。
涼しいと思って来たけど結構暑い。
急登や渡渉ポイントが多くて面白い。
しばらくすると南精進ヶ滝。
さらに進むと別の滝。
鳳凰の滝?白糸の滝?
登山道もそんなに混んでないし雰囲気最高。
少しだけ走れそうなとこもありますが、ほぼ走れないと思った方がいいです。
ただパワーウォークの練習にはちょうど良い。
実際レースの時登り坂を走る時間より歩いている時間の方が長いと思うので、いかに早く体力を温存して登れるかが大事だと思う。
目的地の地蔵岳。特徴的なオベリスクが小さく見えます。
水がめちゃくちゃキレイ。
冷たくて最高。ボトルに補給して更に進みます。
8時50分頃、鳳凰小屋到着。
ジュースやアクエリアスが売ってたり、水はタダで補給できます。
値段は350ml缶で350円。mlあたり1円、、、。
ご来光を見る人はここに泊まって、夜出発するらしい。
生信玄餅が待ってるので先を急ぎます。
鳳凰小屋を出発すると、サラサラの砂場のような足場になってきます。
抜群に登りづらい。
森林限界が近づいてきてるのか、木が少なくなってきます。
オベリスクが近づいてきました。
しかし砂場+斜度が半端なくてめちゃくちゃキツイ。
写真じゃ登りのヤバさ伝わらないんだよなー。
9時半頃。さすがにキツかったですが無事登頂。
雲を見下ろす非日常感は最高。
奥の方に富士山も見えます。
無数の地蔵がある賽の河原。
南アルプスの山々。かな!?。
続いて目指すは観音岳。高度2800mの稜線縦走。
高山植物もチラチラ。
サクッと観音岳へ到着。
次は薬師岳へ。
10時半頃。薬師岳もアッサリ着。この3つは近い。
この辺りも走れるポイント。直射日光はガンガンだけど涼しいので気持ちよく走れます。
トイレに行きたかったので、薬師岳山頂から少し外れたとこにある薬師岳小屋へ。
ここもジュース売ってます。値段は500mlのペットボトルで500円。トイレは1回100円。
去年リニューアルしたらしく、綺麗な小屋でした。
薬師岳に戻ってからはほぼ降り。かなりキツめの斜度。
ひたすら降ります。
腿前ロマエが悲鳴をあげる。
ホントここ弱すぎ。(だったら鍛えろよって感じですが)
2時間くらいかけて青木鉱泉へ。
ラスト3kmくらいは林道。今年は中止になっちゃったONTAKEを思い出します。
タイムは6時間をわずかに切れず。
累積標高はほぼ合ってるかな。
調べた距離より長く出てるので、実際は17kmくらいかな。
ドーンと登って、グーンと稜線走って、ガーンと降りるので上州武尊のいい練習になりました。
何より景色も最高だし楽しかった。
登山にハマっちゃうと、いずれ山で命を落とす予感しかしないので避けてましたが、やっぱり頂上から見る景色は格別。
セーフティーファーストで、もうちょっと夏山攻めてみようかな。
生信玄餅は無事買えました。
鳳凰三山完。