DEBUがUTMBを目指す!!

次の目標はUTMB完走。そして国内マイルレース制覇。

【レースレポ①】飛騨高山ウルトラマラソン【レース】

飛騨高山ウルトラマラソンから3日経ち、筋肉痛もだいぶ治まってきました。

ただ月・火曜は階段の登り降りも辛く、日常生活に支障をきたしまくり。

やっぱ100kmは一日に人間が走っていい限界を超えてるな。それは今回確信しました。

目標の11時間は切れませんでしたがタイムはまあまあだったので、いつもブログを読んで下さってる皆さんは、それなりで走り切れたと思ってるかもしれませんが今回のレースは本当にキツかった。

今までのレースで1番キツかったかもしれません。

前半20km以上ひたすら続く登りと、登った分を約10kmかけて一気に下るコースにやられました。

60km手前のドロップバッグポイントの丹生川支所で脚は完全に売り切れてしまい、残り40kmはひたすらガマンの走り。

筋肉もメンタルもボロボロになりながら、なんとかゴールできたレースです。

潰れてから長かったのでタイム以上に、辛くてシンドかった。

このコースを初ウルトラで完走したてつさんは本当にスゴイ!

スタート前にお会いできなかったので申し訳なかったです。その分月末よろしくお願いします。

それではさくさくっとレースレポ。今回は写真多めです。

0km-10km (52'48/キロ5'16)

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スタートは4時45分。この時はまだ雲もあり半袖では肌寒いくらい。

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スタート直後の軽い坂を上って下ればランナー同士の間隔も広くなり、すぐに走りやすくなりました。

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ポクポクと市街地を走ったら、観光名所の古い町並みへ。

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ここは幅が狭め。

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沿道では地元の人が横断幕作って応援してくれてます。

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古い町並みを抜けると、一つ目の難所美女高原と飛騨高山スキー場へ。

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この曇った感じ最高。このままの天気で1日終わればどれだけ楽だったか。

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緩走怪我無(かんそうきがん)と読むらしい。こういうの見ると地元に根付いた、愛されてる大会だなーと感じます。

ありがたや、ありがたや。

10km-20km(55'02/キロ5'30)

これから坂に入っていきますが、ここで「高低差100m以内は坂とは言わない」の名言を残した飛騨高山の簡単なコース説明。

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コースの難所は全部で3ヶ所。

10kmから50kmまでの40kmをジワジワと上って、ギューンと下る坂。

57km地点でドロップバッグを受け取り、心も身体もリフレッシュしたあとやってくる千光寺の上り坂。

88km過ぎに来る清見の坂。ここは高低差は大したことないけど、ウルトラの終盤に現れる坂としては十分過ぎるほどの勾配。

こんなのドMで変態じゃないと出場しようと思わないし、まともな神経してる人はこんなコース設定しないはず(笑)。

コースディレクターはウルトラランナーは何が好きで、何を求めているかを良く熟知してるんじゃないかなー。

基本的に2万円近いお金を払って100km走ろうなんていうちょっと頭がおかしい強者は、キツいとか累積標高何千メートルとかが大好物。

そういうコースほど挑戦してみたくなる人多いから、ウルトラランナーの生態を良く知ってるなーと関心しながら走っていました。

これがオールフラットの普通のコースだったら、間違いなく俺は走ってない。

飛騨高山のコースヤバイ、千光寺の坂ヤバイという噂が自分の出場を後押ししました。

決してアクセスが良いとは言えない高山まで全国各地から100km走るために集まって来るのは、ウルトラランナーの何かをくすぐるコースだからかなと思います。

こんな事を考えながら、前半はひたすら坂を登ります。

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こんな坂はまだまだ序の口。

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クドイほどジワジワと続く上り坂。

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この時間は涼しくて走りやすいのが、せめてもの救い。

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美女高原までの登りは、序盤ということもなり難なくクリア。

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トマトジュース。

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りんごジュース。もちろん両方飲む。どっちも濃厚で美味い。けどトマトジュースは走ってる時にはちょっとキツかったかな。

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美女高原のエイドを出るとすぐ下り。第一関門の道の駅ひだ朝日村へ。

この辺りから雲もなくなり、お休みならいい感じの天気に。ウルトラランナーにとっては、日差しが気になる天気に。

20km-30km(1:01'27/キロ6'08)

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7時前には第一関門の「道の駅ひだ朝日村エイド」に到着。まだまだ全然余裕で、エイドの給食も楽しく食べれます。

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パンとおにぎり。もちろん両方食べる。おにぎりのサイズ感が、ちょうど良くてサイコー。

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よもぎうどん。これが今回のエイドで1番の美味しかった。冷たくてコシがあってめちゃ美味い。

1杯でやめるつもりが美味しかったので、3杯も食べじゃいました。それぐらい美味かったのよ。

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エイドを出発する時は、気合の入ったおばちゃんが激を飛ばしてくれます。

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長閑な田園風景。空気も美味しいし、自然の中を走れるって贅沢。

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「あんばよう、いきないよー」と方言でおばちゃん達が応援。

きっとランナー全員が通過するまで、ずっと立ちっぱなしなんでしょう。ホント頭が下がるわ。

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ジリジリと上り坂が続きますが、これぐらいの上りは問題なく走ってクリア。

カクレハ高原のキャンプ場に到着し、火畑そばをいただきます。

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謎のゆるキャラ登場。とうもろしかな?名前は高根こん太。

飛騨高山の坂キツイっていっても走れないほどの斜度じゃないし、こんなの大したこと無いじゃん。

みんな大袈裟だよ。そんな舐めたこと考えてましたが、ホントの飛騨高山はここからでした。

次回に続きます。